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オセロとリバーシの違いを解説!オセロとリバーシってルールの違う別物のゲーム?

オセロは白黒の石を使って遊ぶゲームですが、ほぼ同じようなルールのリバーシというゲームをご存知でしょうか?
実は、オセロとリバーシは同じゲームではなくルールや歴史に違いがあるのです。
今回は、オセロとリバーシの違いについて詳しく解説していきます。

オセロとリバーシは別のゲーム?

オセロとリバーシは別のゲーム?

オセロとリバーシは外見にほとんど違いはなく、同じような見た目のボードゲームとなっています。
オセロの別名をリバーシと呼ぶと思われる方も多いかも知れませんが、実は同時期に生まれていた別物のゲームだったのです。

相手の石を挟んで取ることは同じ

相手の石を挟んで取ることは同じ

白黒の石を使ってお互いに石を置いて行くのはオセロもリバーシも同じです。
また、相手の石を挟めばひっくり返すというルールも同じです。
勝敗も同じで最後に石の色が多く残っていた方の勝ちとなります。

では、オセロとリバーシにはどういった違いがあるのでしょうか?

オセロはメガハウス社の商標

オセロというゲームはメガハウス社の商標になります。
つまり、オセロというのはゲームそのものではなく商品名を表します。
対するリバーシは商標ではなく、ゲーム自体の名前がリバーシになります。

競技用にルールを整備したのがオセロ

オセロは競技用として細かいルールが整備されています。
石の初期配置からドローのルールなども明確に決められておりゲーム性を保つルールがあります。

逆にリバーシは特にルールが整備されておらず、石をひっくり返すというゲームになっています。

オセロとリバーシの違い

オセロとリバーシの違い

ここからはオセロとリバーシの違いについてより詳しくご紹介していきます。

石の初期位置に違いがある

オセロの初期位置が違う

オセロとリバーシでは石の初期位置のルールが異なります。

オセロは初期位置が決められており、白黒の石が交差するように置かれます。
対するリバーシは石の初期位置は決まっておらず、中央に互いに2個置いてあれば大丈夫です。
もちろん、オセロと同じように配置する事もできます。

リバーシはパスが出来ない?

ポーンちゃん
ポーンちゃん
リバーシはパスできない訳ではありません。

リバーシが生まれたばかりの頃は、石を置けなくなった時点でゲーム終了だったと言われています。
明確なルールが定められている訳ではありませんが、パスはなしというルールを持っていたのです。

しかし、現在のリバーシと題したゲームにはパスが存在しており、オセロに寄せたゲーム性となっています。

戦略に違いはない

オセロもリバーシも、戦略や勝ち方に違いはありません。
序盤はなるべく石をひっくり返さず、相手が石を置ける位置を増やさないようにする事が大切です。
オセロやリバーシでの勝ち方や戦略はこちらで詳しく解説しています。

オセロとリバーシの歴史

最後にオセロとリバーシの歴史についても触れておきます。
ルール同様、発祥地にも違いがあるんです。

オセロの歴史

オセロは日本生まれのゲームで、1973年に長谷川五郎によって発案され、メガハウス社によって商品としてオセロが販売されました。

長谷川五郎によると、戦後間もない頃に牛乳瓶の蓋を使って遊んでいたオリジナルゲームが発案元になって生まれました。
オセロの歴史は以下のページでより詳しく解説しているのでご参考下さい。

リバーシの歴史

リバーシの発祥地はイギリスとされており、19世紀頃に誕生したゲームです。
日本にも輸入されており、明治時代に源平碁として知られていました。碁と名のつくくらいですから当時は碁石が使われていたのでしょうか。

つまり、リバーシの方が先に生まれたゲームという訳です。
ですが商品名として認知されたのがオセロという訳です。

リバーシとオセロも遊んでみよう

リバーシもオセロもどちらも楽しいゲームに変わりはありません。
本格的に極めるなら公式戦のあるオセロが良いですが、気軽に友人と遊ぶならリバーシでもオセロのどちらでも構いません。

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