オセロにおいて勝敗がつく終盤の戦術は非常に重要です。
終盤の指し方を理解していないと、一気に逆転負けすることも初心者同士ならよく起こります。
今回は、オセロの終盤での勝ち方についてどこよりも詳しく解説していきます。
今回はオセロの終盤について解説
- 終盤に勝てる方法
- オセロの終盤で意識した方が良いこと
- 負けない指し方を覚える
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オセロの終盤とは
オセロでは厳密に何手以上から終盤になるのは決まっていません。
お互いに石を置ける場所が限られてきたり、X地点しか打つところがなくなってきたら終盤と言えるでしょう。
また、X地点に関しては後半で詳しく解説します。
オセロの終盤で勝つための方法
ここからは、オセロの終盤で勝つための方法をご紹介します。
うっかりミスで相手に負けてしまうこともありますが、冷静になれば簡単にオセロで勝つこともできます。
石を多くひっくり返す場所に打つ
オセロが終盤になったら、序盤の鉄則である石は少なく取るは捨てて良いです。
終盤になるにつれて石はなるべく多く残さないといけないので、相手の石を多くひっくり返せる場所を優先的に打ちましょう。
序盤のオセロの勝ち方である「石は少なく取る」を終始続けてしまう人も多いので、どこからが終盤なのかを見極めて戦い方を変えていかなければなりません。
石を数えて損得を優先する
終盤は手順が少なくなるので予測する手も自然と少なくなります。
なので、石を打つ前にしっかりと取れる石、次に取られる石の数を数えてみましょう。
画像の局面は黒番です。強いと言われている角を取ることができます。しかし、本当に角の方が良いのでしょうか?
正解は角に打つです。
石は多く取る方が良いと解説しましたが、この場合、h2に黒石を置くと白が逆転勝ちしてしまいます。
終盤は石を置いたら、次はどのように取られるのかを考えなければいけません。
X打ちは避ける
オセロではXと呼ばれる場所があります。
X打ちは相手に角を取られやすく、安定していた辺が一気にひっくり返される可能性があります。
なので、赤マス、そして黄色マスにも石を置かないようにしましょう。
最後の1マスに石を置く
右上のような最後の1マスはなるべく石を置くようにしてください。
このような場所は、相手に石をひっくり返されない確定石を作りやすいからです。
自分が置ける番になったら、積極的に石を置いてみましょう。
奇数空きの場所に石を置く
白番の時にどこに石を置くのかという終盤の問題です。
ここでは、空いているマスの数を計算して、奇数のマスに石を置くと勝ちやすいです。
なぜ奇数マスに置くのか?
- 奇数マスに自分が石を置=残り2マス
- 相手が偶数マスに石を置く=残り1マス
- 最後に自分が石を打って手止まり
この終盤の戦術を偶数理論と言い、手止まりを打つ方が確定石を作りやすく、相手の石もひっくり返せるからです。
偶数理論は名前こそ難しそうですが、一手一手考えてみるとなるほどと理解できるはずです。
また、3マスになってから意識するのではなく、5マス、7マスの時点でもそのマスが奇数なのか、偶数なのかを考慮して石を置きましょう。
この計算が、オセロの終盤で勝つためには必要です。
角が絶対に良い手とは限らない
角に石を置く手は強いと言われていますが、オセロの終盤にでは絶対に角に最善手とは限りません。
場合によっては、自分が辺に石を置いて、相手に角を渡してしまった方が勝つ場合もあります。
最初の方に説明した、置いた後の計算を行い、損得のある方に石を置きましょう。
オセロの終盤は状況をしっかりと見てから石を置く
オセロの終盤では、序盤中盤のオセロで勝つためのコツやセオリーを覆して石を置かなければいけません。
また、角を絶対に取るという手を初心者はしがちなので、本当に得する場所を見極めてから石を置きましょう。
「オセロの終盤での勝ち方!オセロやリバーシは終盤の戦術で逆転できる?」への1件の返信
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