将棋を楽しむために、将棋ウォーズをプレイしているという人は多いと思います。
そんな将棋ウォーズには棋力レーダーチャートと呼ばれる分析図があり、自分や相手の特徴をレーダーチャートという形で見ることができます。
今回は、棋力レーダーチャートの各項目の意味や見方について解説します。
将棋に関する様々な情報をここではご紹介しています。
オンライン対戦のできるアプリから、話題の棋士、女流棋士などの記事も取り上げています。
【2020年 将棋アプリの決定版】インターネットでオンライン対戦でき、形勢判断もできる将棋アプリをご紹介
将棋ウォーズの棋力レーダーチャートの見方解説〜各項目の意味や平均値はどのくらい?
西山 朋佳の将棋、経歴を徹底解明!女流棋士からプロになれるか?最新成績も掲載中
将棋を初めて子供に教えるには?親が覚えておきたいことと役立つグッズなど
将棋と囲碁はどちらが難しい?面白くて戦略性のあるのはどっち?
将棋を楽しむために、将棋ウォーズをプレイしているという人は多いと思います。
そんな将棋ウォーズには棋力レーダーチャートと呼ばれる分析図があり、自分や相手の特徴をレーダーチャートという形で見ることができます。
今回は、棋力レーダーチャートの各項目の意味や見方について解説します。
日本を代表するテーブルゲームと言えば将棋と囲碁の2つになります。
しかし、互いにルールや戦略性、難しは全く違うものです。
今回は、将棋と囲碁のどちらが難しいのか、面白くてゲーム性や戦略性が高いのはどちらなのかをご紹介します。
これから将棋か囲碁のどっちかを始めたいと思っている人は是非参考にしてください。
もっと将棋で強くなりたいという人はいる方は多いと思います。
今回は、将棋を始めたての人が敬遠してしまう実戦を通して強くなる方法について解説したいと思います。
将棋で強くなるための練習方法として代表的なものが3つあります。
どれも大事な将棋の勉強方法ですが、初心者の方で実戦が苦手という方が意外と多いのです。
sにおいて、実戦は非常に大切な練習方法でです。
初心者というところで考えれば、最も効果のある練習方法とも言えます。
それだけ実戦から学べることは多いのですが、なぜ苦手する人が多いのでしょうか?
続いて、苦手とする理由と対策についてお話しします。
実戦は棋力向上に必要と分かっていても、なかなか取り組むことができない人はいくつかの理由を持っています。
まずは、自分が実戦を苦手とする理由を理解した上で、意識を変えていくことが大切です。
コンピュータとばかり対戦している人が実戦を指さない理由として多いのが、自分はまだ人と指すには実力不足だと感じているからです。
コンピュータ相手にも簡単に駒損してしまうのだから、対人戦なんてもってのほかと考えてしまう方も多いです。
将棋の実戦の前にやっておかないといけないこと、覚えておかないといけないことがあると思い、実戦の優先順位を下げてしまうパターンです。
実戦でしか学べないこともあるので、なるべくこなすようにするのだが大切です。
棋譜並べや詰将棋と違って、実戦の場合は勝ち負けがつきます。
そのため、負けるのが嫌だったり怖いという人は実戦に手を出しづらいのです。
将棋において勝よりも負けて得るものの方が多いです。
なので、負けることに恐れる必要はありません。今の負けが後の勝利へと繋がります。
将棋初心者、初級者は実戦をこなすことで一気に強くなれると思います。
但し、実戦をとにかくやれば良いという訳ではなく、強くなるための身になる実戦についてご紹介したいと思います。
将棋の実戦を通して、あなたの苦手とする場面が浮き彫りになります。
弱点でもあり課題でもあるので、序盤が苦手なら定跡を学び、中盤が苦手ならより盤面を広く見れるように、終盤が苦手なら詰将棋に力を入れるといった感じで、どうすれば将棋で強くなれるのかがわかります。
他の将棋の勉強方法と違って、実戦は将棋の醍醐味です。
練習しながらも将棋を楽しむことができる練習方法なので、是非試してみてください。
将棋の実戦をこなした後は、しっかりと振り返りを行いましょう。
特に、どの手を指そうか迷った時などは良い振り返りポイントになります。
迷うということは、別の着眼点があったと思うので、その手を指していたらどうなっていたのかという風に見直すのがおすすめです。
何より欠かせないのが解析ソフトによる最善手の検討です。
悪手はあなたに気づきを与え、あなたの将棋をよりよくするためのものです。
解析ソフトを使う事で、少しずつ悪手を改善していけます。
将棋の実戦で数と質のどちらが大事なのかという疑問を持つ方もいるでしょう。
これは、あなたのレベルによっても変わってくるのですが、初心者ということであれば質よりも数を優先した方が良いです。
まずは対局になれるというのが将棋において何より大事です。
どこまでが序盤で、どのタイミングで中盤に入るのか、そして、どのような状況で有利不利が生まれるのかがわかります。
ある程度上達したら、質を大事にしたいですが、初めは将棋にたくさん触れるということで、数を優先しても良いでしょう。
今回は、将棋の実戦が強くなるためにどれほど有益なものかをご紹介しました。
まだ自信がないから対局はお預けという方も多いと思いますが、恐れずに相手に悪いところを教えてもらうという気持ちで実戦に挑戦してみてください。
将棋の格言の一つでもある、居玉は避けよとは、玉が初期の位置にいると危険だということを伝える格言です。
玉が詰むと負けになるため、詰まないように玉を囲ってあげることが大切だという意味です。
何故、居玉だと危険なのかというと、相手や自分が攻めてきたときに玉に王手がかかりやすくなるためです。
王手がかかると、優先的に逃がさないといけないため相手の攻めを加速させたり、守り駒を次々と剥がされてしまいます。
そうならないためにも、自分の得意とする囲いは最低1つは身につけておくべきなのでしょうね。
将棋とチェス、似たようなルールを持ちながらも似て非なるボードゲームです。
そして誰もが、将棋とチェスを比較した場合、どちらが優れているんだろうと考えたことはないでしょうか?
今回はどちらの方が、良いボードゲームなのか徹底的に比較したいと思います。
これからどちらかを始めたいという人の参考になれば幸いです。
あくまでも似たようなルールであって、どちらが優れているのかというのはナンセンスな考えという意見もあるでしょうが、どちらかを初めてみたいという人には比較は必要ではないかと思いました。
今回は、下記のような観点からなるべく新しい情報を用いて、将棋とチェスの比較を行っていきます。
こんな情報を比較しました
将棋サイトではありますが、将棋には偏りすぎない客観的な意見でまとめています。
将棋の歴史は平安時代に遡り、駒の形も今と同じような5角形をしていました。
しかし、この時には持ち駒のルールはなく、現代と限りなく近いルールになったのは15~6世紀と言われています。
対するチェスも現代のルールに近くなったのが15世紀末と言われており、この時に発のガイドブックが発刊されました。
どちらも数百年以上、楽しまれているボードゲームであり、未だに多くの人が楽しめるゲームだと言えます。
これから長く遊ぶという観点で見れば、どちらも差がないと言えます。
将棋とチェスは当然ながらルールや仕組みに違いがあります。
比較される所以として、相手の王(キング)を詰みにすれば勝利で、先手番/後手番を決めて交互に1手ずつ進めていくのが基本であり、どちらかのルールを理解していれば、似たような考えで攻めることもできます。
それでは、実際にどのような違いがあるのかをご紹介していきます。
ここではルールや仕様の違いについて触れるだけであって、戦略性は後述の章で詳しく介します。
盤面の広さの違い
チェスの方がやや狭くなっていますね。
盤面が広いということは、それだけ打ち込める場所が多くなり複雑になるとも考えられます。
とは言え、複雑性=面白いは成り立ちません。と言うのも、チェスと将棋では駒の動きが似ているようで違うため、盤面の広さだけでは測り切れないものがあります。
将棋盤がもしも縦横18マスだった場合、駒の動かし先は何倍も増える訳ですが果たして、元の将棋より楽しいと言えるでしょうか?
また、動き先が増えたとしても最善手とされる手は将棋もチェスも限られています。
可能性が増えるということは、勝利の糸口が増えるというよりは落とし穴が増えるイメージで相手のミスで勝敗が決まるようなゲームになってしまわないでしょうか?
将棋にもチェスにも言えるのが、人生をかけて楽しむだけの深みがあるのは間違いありません。
戦略性の多い方で選ぶというよりも、自分が楽しいと思った方をプレイするで問題ないと思います。
将棋/取った駒を持ち駒として、自分の番であれば好きなように使える
チェス/取った駒は盤上外に置き、持ち駒として使うことはできない。
将棋とチェスの比較ポイントとしてよく指摘されるのが、持ち駒ルールの違いです。
将棋の場合は相手の駒を取れば、好きなように使うことができます。
取った駒を再利用できることがゲーム性を複雑かつ急展開を生みやすくすると言われています。それゆえ、駒の取り合いが発生してから中盤と言いますからね。
よく言われるのは、持ち駒があるからこそ奥深い戦略となり、チェスより面白いところだと言われています。
確かに魅力的なルールに見える将棋の持ち駒ですが、実は、持ち駒の役割を理解すると、チェスも劣っていないと考えられます。
将棋においての持ち駒の魅力は、どんな場所にも駒を置けることです。
持ち駒により、相手の駒を攻め立てたり、寄せを狙っていきます。もちろん、守りにも使えますね。
将棋は大駒以外は大抵1マスずつしか動けません。だからこそ、持ち駒化することで手数を省略し、攻めたり守ることができます。
では、チェスの場合はどうでしょうか?
持ち駒はありませんが、将棋よりも大きく動ける大駒が多いことに注目してください。
初期の陣形からでも相手の駒を狙うことができますし、様々な場所から駒への紐づけ(取られたら取り返せる状態)を作ることができます。
動ける範囲の少なさを持ち駒でカバーできる将棋。
最初から大きく動けるチェス。
また、持ち駒がないことで切り合いのような攻めができるのもチェスの魅力なのだと思います。
必ずしも、持ち駒ルールがあるから将棋の方が勝っているとは言えません。
盤面の広さ、持ち駒ルールについて触れたところで知っておきたいのが、一局の手数の差です。
持ち駒もない、盤面も狭いチェスの方は一瞬で決着がつくかと思いきや結果はこの通りです。
将棋/約110手
チェス/約80手(40ムーヴ)
将棋と比べると複雑ではないように見えるのに、両者の手数は意外と近いです。
複雑さでは将棋に軍配が上がると思いますが、チェスが複雑ではないのか?と言うとそうではないことがわかります。
将棋は相手の陣地に駒が入ると成ることができます。駒を裏返して、これまでにない動きが可能となります。
チェスにも成るという概念があって、将棋で言う歩、つまりポーンのみ成ることができます。
条件が若干厳しく、相手の陣地の一番奥に到達した時のみ成ることができ、成った際は、クイーン、ビショップ、ナイトなど好きな駒になることができます。
将棋とチェスの背景にある文化の違いが見えてくるように思えます。
日本が誇る将棋は丁寧という印象があって、1手1手、丁寧に相手との駆け引きを行い、成り駒を作っていきます。そこから、一気に終盤戦という和のリズムのようなものを感じます。
対するチェスは、序盤から殴り合いというかいがみ合いというか、突発性のある緊張感が印象的だなと思います。なんとなく、イメージできないでしょうか?
とは言え、将棋も最近の攻め方としては、守りを固めすぎず急戦を仕掛けていくのが強いように思えます。特に若い世代は攻めが早いと言われています。
チェスの説明で欠かせないのが、引き分けが多いということです。
先手番・後手番の勝率をざっくりと計算するとこのようになります。
チェスの勝敗の割合
引き分けになるためにはいくつかのルールがあるのですが、ここでは割愛します。
ちなみに、初心者同士で対局した場合は、引き分けになることはほとんどありません。状況を見て、引き分けに持ち込むことができれば、それは上級者の方々です。
ちなみに将棋の場合はこの通りです。
将棋の勝敗の割合
やや先手番有利と言える状況です。
引き分けがあることは悪いことのように言われますが、後手番が先手番に負けない確率を考えた時、60%もあると言えます。
将棋のように1局で決着がつくのではなく、野球のように表裏の攻めと守りがあると考えると、後手番にも先手番以上のチャンスがあると言えませんか?
なので、ルールや仕様の差によってチェスと将棋の楽しさの比較は、意外とできないものなんです。
それぞれのルールは、お互いの競技において必要だからあると言えます。
続いて、将棋とチェスのプレイ人口を比較していきます。
この項目では2つの考え方を持つ必要があり、国内でのプレイ人口と世界でのプレイ人口を見ていきたいと思います。
国内のプレイ人口の比較
将棋の国内人口は620万人に対し、チェスは2万人と公表されています。(1年に1回以上遊んだ人を計測)
集計方法には多少違いはあるし、誤差も大いに考えられますが国内での人口は雲泥の差。まさに月とスッポンです。ただ、チェスはもうちょっと多いと思います。
先ほどの数値は国内での数値でしたが、チェスの場合は世界中で人気のゲームです。
逆に将棋は、日本国内でのみ人気と言える状況ですから、世界を対象としてプレイ人口を見ると違います。
世界のプレイ人口の比較
世界というスケールで見た途端、チェスの人口は桁違いになります。国によっては義務教育でチェスが取り入れられてるくらいですから、人口はとても多いです。
チェスは世界180国以上で愛されるのに対し、将棋のプレイ人口はほぼ日本のみなので、当然の差とも言えます。
ただし、将棋もここ数年において海外への将棋盤や駒の輸出が増えていることをご存知でしょうか?
近隣諸国を中心に、日本の文化として将棋が広まっているんです。
インターネットによる情報交換がしやすくなった現代、将棋の良さが以前よりも広く伝わるようになったんです。
また、日本お得意の漫画やアニメによる知名度貢献も今後期待でき、日本だけの競技から、世界の競技へと成長していく可能性もあります。以前に爆発的に人気になったヒカルの碁のような将棋漫画が出てきたら、国内だけでなく世界で火がつく!なんてこともあり得ますよ。
逆に、チェスが国内でさらにポピュラーなボードゲームとして広まる可能性も十分にある訳です。
国内では人口からわかる通り、圧倒的に将棋の方が賞金が出ます。
とは言っても、国内のプロでの棋戦の話ですから、ここではアマチュアが獲得できるであろう賞金を中心に比較していきたいと思います。
将棋のアマチュアの主な賞金
チェスのアマチュアの主な賞金
国内で参加できる大会の優勝賞金として例を出しましたが、賞金の大きさでは圧倒的に将棋に軍配が上がります。
とは言え、人口620万人の中での1位と2万人の中での1位では難易度も異なります。
ここからは、将棋とチェスの戦略性の違いについてご紹介していきます。
ルールの違いは冒頭にも触れましたが、それ以外にもルール差はあります。
例えば将棋でいう歩とチェスのポーンは前に1マスずつしか進めません。
しかし、ポーンは目の前の相手の駒を取ることができません。将棋だけのルールを知っている人からすると驚きですよね。
つまり、自軍と敵軍のポーンが向かい合った時、どちらも動くことができません。
逆に、左右斜め前に駒があると、左右の前に進んで相手の駒を取ることができます。
さらに、初期位置にいる場合のみ2マス進めることができるといったルールがあります。
その他にも将棋でいう桂馬は、前方向の2か所にしか進めませんが、チェスのナイトは桂馬の動きが全方向にできるという動きが可能です。ですから、桂頭の歩はききません。
将棋とチェスを比較した際に必ず話題に上がるのが、持ち駒があるかないかの議題です。
相手の取った駒を自由に使えるという将棋の戦略性を無限大にするルールであり、逆にチェスは取った駒は対局内で使うことはできません。
このことから、様々な場所に展開できる将棋は戦略性が高いと言われる訳ですが、必ずしも持ち駒の有無だけで、チェスが圧倒的に戦略性がないとは言えないのです。
そもそも、将棋の持ち駒は足の遅い駒のサポートや強襲に使われます。将棋から持ち駒をなくしたら、恐らく駒損を作ってしまった段階でどうしようもない差が開きます。被害を増やさないためにダメージを負ってでも駒を逃がすことになります。
対するチェスは、持ち駒がなくても一つ一つの駒の動きが大きいため、持ち駒がなくても1手で他駒のサポートに回れたり、攻めに参加できます。
また、持ち駒があることにより選択できる局面や可能性は圧倒的に多くなると言われますが、数が多くても勝つための手というのはある程度限られます。
どんなところに指せるからといっても、指せる場所は限られている訳です。故に持ち駒があるからといって、チェスは戦略性がないとはならないのです。
悪手がある以上、とある局面 で将棋は100通りの指し方があり、チェスでは20通りしかなかったとしても、実際に好手となるのはどちらもわずかでしょう。
将棋とチェスの違いは恐らく終盤で最もでると思います。
どちらも終盤にさしかかるにつれて、盤上の駒がなくなっていきます。
将棋の場合は、玉と反対側にある駒は活躍しなくなるので、見た目以上に使える駒というのは少ないのですが(玉がいない駒を使うことが少ないため)、終盤も持ち駒を使えるので、多くの駒が動きます。
チェスの場合は、取った駒は使えないので終盤は盤面が寂しくなります。逆に言うと、一つ一つの駒が活き活きと動かせるようになります。
なんとなく終盤の違いはイメージできると思いますが、ゲーム性で見るとどうでしょうか?
将棋は終盤に向かうにつれて指す手が増えやすいと言われています。
対する、チェスは駒を動かせる選択肢が減っていくんです。
どちらの方がゲームとして複雑なのかと言われれば、一目瞭然ですね。
ただし、冒頭でも説明した通り、複雑=ゲームとして面白いでは決してないと思います。
どちらも、駆け引きを楽しめるボードゲームであることは間違いありません。
将棋で言う、居飛車や振り飛車。囲いである居飛車囲い、矢倉囲いといった組み方があるように、チェスにもルイロペス、シシリアンディフェンスと言ったように戦法や防御方法に名前があります。
戦略で言うと、将棋の方がより細かい手数まで定跡化されているように思います。駒の動きが遅いのも理由と言えます。
国内でも戦法ごとに書籍化されていたりと、国内の方が学ぶという点でも勝っているでしょう。
将棋の場合、大抵の局面で攻撃地点と防御地点がはっきりと分かれます。
盤面が広いとは言え、全体を使って戦うことはそれほど多くありません。
逆にチェスの場合は、攻防一体とイメージしてください。
盤面が狭く、駒の動きが激しいため、守りにも直ぐに駆け付け、攻めにもすぐに加勢できます。
チェスと将棋の戦略性の違いを簡単に例えるなら、将棋は点と点を繋ぐ戦略です。
チェスは線と線を繋ぐような戦略です。
これまでに話したことも含め、初心者が始めるとしたらどういった部分に注目すれば良いのかご紹介したいと思います。
将棋の場合
国内でのプレイ人口が多く、道場や教室なども多く存在する
アプリでのオンライン対局が可能
戦法や戦略ごとの本が多く出版されており、独学にも向いている
チェスの場合
国内でのプレイヤーは少ないが、世界的には多い。これまではデメリットと言える部分だったが、ネットの普及により将棋以上の情報を扱えるようになった。
サイトを通じて全世界の人と対局が可能。人口が多い分、初心者も多く、どのレベル帯でも楽しめる。
日本語の本は将棋に比べると圧倒的に少ない。
これまでは、チェスの方がやや不利ではあったものの、現在は新規で始めるには全く問題ないと思います。
どちらも競技としては洗練されたものですから、自分が好きだと思える方から始めてみてください。
将棋もチェスもCPUと対戦できるアプリが数多く出ているので、インストールして実際に触れてみてはいかがでしょうか?
コンピューター将棋が1975年に誕生して、早40年以上がたちました。
AIはプロの棋士には遠く及ばぬ存在として、どれだけAIが強くなっても勝つことはないと言われている時代もありました。
そして、今ではプロの棋士ですら太刀打ちできずに、負け越すという時代がやってきました。
今回は、そんな将棋AIソフトの進化の歴史や、2020年において最強の将棋ソフトなどについて詳しく解説していきます。
現在、最強と言われている将棋AIソフトは、やねうら王だと言われています。
第29回の世界コンピュータ将棋選手権でも優勝し、最強にふさわしい実績を持っています。
多くの方が、やねうら王に挑んだものの、2枚落ちでも全く歯が立たないという人もいます。
※2枚落ちとは飛車と角がない状態で対局を始めること。
最強と呼ばれる、将棋AIソフトのやねうら王ですが、プロの棋士と対局をしたらどうなるのでしょうか?
実は、既にプロの棋士と言えども、AIには勝てないと言われています。
その理由は決して予測や推測ではなく、過去に行われた電王戦で証明されていました。
将棋AIソフトが登場した当時は、アマチュアの級位者レベルでしたが、断端と棋力アップしていき、2010年代にはプロのトップ棋士にも通用するどころか、勝ってしまうのではないかと言われるようになりました。
そこで、AIと人間のどちらの方が、将棋が強いのかを決めるべく、電王戦が開催されました。
果たして、本当に強いのは人間なのか?それとも、何億と手数を読むAIソフトなのか?
誰もが、対局の結果にドキドキしたものです。
人間 | AIソフト | 結果 | |
---|---|---|---|
第1局 | 米長邦雄 | ボンクラーズ | AIソフト |
第一回目は米長邦雄とボンクラーズとというAIソフトによる対局でした。
これが電王戦の始まりで、将棋連盟の会長である米永邦雄の敗北という結果となりました。
また、ニコニコ動画のドワンゴ社の共催による電王戦ですが、プロとコンピュータを戦わせるとは何事かと、非難も相当多かったようでした。
生命の冒涜ならぬ、文化の冒涜と言われていたのでしょうね。
第2回将棋電王戦 | 人間 | AIソフト | 結果 |
---|---|---|---|
第1局 | 阿部光瑠 四段 | 習甦 | 人間 |
第2局 | 佐藤慎一 四段 | ponanza | AIソフト |
第3局 | 船江恒平 五段 | ツツカナ | AIソフト |
第4局 | 塚田泰明 九段 | Puella α | 引き分け |
第5局 | 三浦弘行 八段 | GPS将棋 | AIソフト |
そして、会長の宣言により第二回の電王戦の開催も決まっていました。
しかも、現役のプロ棋士を5名選抜し、当時のAIソフトの上位5本との団体戦となりました。
結果は将棋AIソフト側が3勝/1負/1分という快挙を果たしたのです。
はじめて、公式の対局でプロがAIに負けた対局となりました。
もちろん、将棋ファンからのバッシングは相当ありました。
特に将棋という文化には、高齢者のファンが多く、コンピュータとかAIとかよくわからないものに、応援している棋士達が負けたのですからショックだったでしょう。
将棋はいずれAIによって全て解析されて、楽しくなくなるから辞めたという人もいたほどです。
第3回将棋電王戦 | 人間 | AIソフト | 結果 |
---|---|---|---|
第1局 | 菅井竜也 五段 | 習甦 | AIソフト |
第2局 | 佐藤紳哉 六段 | やねうら王 | AIソフト |
第3局 | 豊島将之 七段 | YSS | 人間 |
第4局 | 森下卓 九段 | ツツカナ | AIソフト |
第5局 | 屋敷伸之 九段 | ponanza | AIソフト |
定年通り行われた第3回目となる電王戦の結果はこのようになりました。
AIが4勝1敗と勝ち越しを決め、前回よりも大きな棋力向上が見られました。
唯一、1勝ちを守ることができた豊島将之。
プロ側の明らかな敗北という悔しい結果に終わったのです。
電王戦FINAL | 人間 | AIソフト | 結果 |
---|---|---|---|
第1局 | 斎藤慎太郎 五段 | Apery | 人間 |
第2局 | 永瀬拓矢 六段 | Selene | 人間 |
第3局 | 稲葉陽 七段 | やねうら王 | AIソフト |
第4局 | 村山慈明 七段 | ponanza | AIソフト |
第5局 | 阿久津主税 八段 | AWAKE | 人間 |
FINALと題された電王戦は、開始前から不穏な雲行きでした。
それもそのはず、第3回電王戦では将棋AIソフトの4勝1敗という結果で幕を引き、プロですらAIにはもう敵わないと認知され始めていました
そして、今回で間違いなくその力の差がハッキリと出るのではないかと思われていたのです。
出場棋士はもちろん、そんなことを証明するために出場するのではありません。
これまでの経験と知識を持って、勝ちに行くために将棋を指すのです。
そして、電王戦FINALの結果はAI側の2勝3敗となり、棋士の勝利で幕を閉じました。
勝ち越しはしたものの、業界への意見は何とも言えないものでした。
もちろん、人間がAIに勝利したという称賛も多かったのですが、対局内容を指摘する人も多かったのです。
面白いのは第二局で、AIが予測できない「2七角不成」という手が勝ちをつかみました。
飛車、角、歩が不成ということは通常の対局ではまずあり得ません。
AI側もあり得ない手として、手数を探索しないように設定されていたのです。
その裏を突いた一手により、人間側の1勝を得ることができました。もちろん、角成りでも勝ち筋が十分にあるということで話題になりました。
問題なのは、第5局目です。
ハメ手を利用し、AIに悪手を無理矢理出させるような方法が使われたのがバッシングの対象となりましたね。
そして、AIソフトの開発者がその手を出された時に参りましたと敗北宣言を放ちます。
開発者が自分のミスを認め負けを認めたのか、プロにそのような手を指してほしくなかったから負けを認めたのかはわかりません。
第1期電王戦 | 人間 | AIソフト | 結果 |
---|---|---|---|
第1局 | 山崎隆之 叡王 | ponanza | AIソフト |
第2局 | 山崎隆之 叡王 | ponanza | AIソフト |
電王戦FINALかと思いきや、第一期という形で電王戦が開催された。
叡王戦の優勝者と2番勝負を行うという内容となっている。
結果は人間側の2敗で、将棋AIソフトの勝ち越しで終わった。
第2期電王戦 | 人間 | AIソフト | 結果 |
---|---|---|---|
第1局 | 佐藤天彦 叡王 | ponanza | AIソフト |
第2局 | 佐藤天彦 叡王 | ponanza | AIソフト |
2017年に行われた電王戦は、以前同様に叡王戦の優勝者との対局でした。
今回の叡王戦には、羽生善治も参加していたものの準決勝で佐藤天彦に敗れ、代表となった佐藤天彦が、AIソフトと対局することとりました。
結果は、佐藤天彦の2敗で終了。
関係者の意見によると、かの羽生さんが出場していても勝てなかっただろうと予測しています。
そして、この対局を最後に電王戦は終了宣言がなされました。
これで、2020年現在まで公式での人間とAIソフトは行われなくなりました。
将棋界、特にファンに対して深い爪痕を残して終了となった訳です。
将棋のAIソフトはさらに強く、正確になっています。
例えるなら、F1カーと人間がレースをするようなもので、AIとの対局において、勝ち負けは最早意味がないということなのでしょう。
F1カーに50m走を挑んでも仕方はありませんが、将棋の場合は少し話が違います。
懸念として残っている問題が、プロの手合いでAIソフトが活用される可能性があるのではないかという問題です。
陸上競技のオリンピックにF1カーで参戦することはできませんが、将棋においては機械やスマホの持ち込みにより実現してしまいます。
そんな未来を見越したかのように、プロの対局において電子機器の利用が禁止されるようになりました。
以前に、対局で将棋AIソフトを利用したということで、三浦弘行が出場停止処分などを受けたことがあります。
これは、三浦弘行と対局した者が何度も長時間の離席があったとし、また指す手がコンピュータに近いようなものだったので疑ったことから始まりました。
しかも、トッププレイヤーの意見だったので周りは一気に信じ込みました。
結果は不正利用していないということになりました。
名誉毀損など弁護士を通じた問題に発展するなど、かなり大変だったようです。
でも、今後はそういったことが起きる可能性は十分に考えられます。
以前から行われていた、世界コンピュータ将棋選手権は開催されておる、2020年で第30回を迎えました。
コンピュータ通しの対局というのは、違った目線で楽しむことが出来ますし、新しい局面が生まれる可能性があるので、多くの方が注目しています。
ちなみに、2019年 第29回の結果はこのようになっています。
順位 | ソフト名 |
---|---|
1位 | やねうら王 |
2位 | Kristallweizen |
3位 | 狸王 |
さて、電王戦が終了と今では一方受かった研究方法が当たり前となっています。
それが、将棋AIソフトを使った、最善手の研究です。
面白いことに、これまでに悪手とされていた手が再研究されたり、既に対策された手筋が生まれ変わったりという変化が起きています。
もちろん、好手とされていた手も、実は長い目で見ると悪手だったなんてケースもあるそうです。
その結果、若い棋士でほど効率よく吸収し、より強くなるのではないかとさえ言われていますので、今後はさらに強くて若い棋士が誕生するはずです。
そして、男性だけでなく女流棋士もより強くなり、夢の女性のプロ入りも実現するのではないでしょうか?
ここからは、AIソフトにより生まれた戦法や戦型の変化いついてご紹介して行きます。
エルモ囲いという囲いが近年話題になっています。
実は、elmoと呼ばれるAIソフトがよく指すことから、上図の形をエルモ囲いと呼ぶようになりました。
追求すればするほど、理にかなった形となっており、プロ・アマチュア問わず注目されている囲いになります。
2020年現在、居飛車党の時代とされています。
その理由の一つが、AIソフトが居飛車しか指さないからという意見が出ています。
コンピュータ側の形勢判断でも、振り飛車の方が評価値が低いと出ます。
攻めを得意とするAIですから、1手かけて飛車を振るという手は、評価として厳しいようです。
その結果、振り飛車党から居飛車党になる棋士がプロ・アマチュア問わず増えているのも事実です。
とは言え、全てのAIが居飛車な訳ではありません。
振り飛車を応援すべく、振り飛車を指すように作られたAIソフトも存在しており、振り飛車党から大きな注目を浴びています。
肝心の勝率は高くなく、今後の成長に期待といった所ではありますが、振り飛車の新たな可能性をAIが見つけ出してくれるのかも知れません。
ハニーワッフルというソフトは振り飛車を指すことでも有名です。
将棋AIソフトに対して、抵抗感を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、プロ・アマチュア問わず、棋力アップに繋がるのではないかと思います。
人間とAIが戦うのではなく、互いに協力することで新たな結果を生み出すのではないかと思います。
今、将棋界では新しい時代がやってこようとしています。
その時代を引き寄せているのが、将棋系youtuberの存在です。
これまではアマチュアの方が、対局画面を公開しながら実況をするというものがほとんどでしたが、近年ではプロの棋士や女流棋士もyoutuberとして動画を公開し始めました。
今回は、将棋界に新しい風を運ぶことになるyoutubeでの活躍と、将棋初心者か上級者まで楽しめる、オススメのyoutuberをご紹介いたします。
youtubeで公開されている将棋関連の動画は、対局実況系が多いです。
主に、将棋ウォーズと言ったオンライン対戦アプリで対局を行いながら、動画投稿者が実況を行います。
もちろん、投稿者のレベルは様々で級位者から段位者まで様々な方が対局動画をアップしています。
様々な戦法を用いり、一手ごとに狙いを実況をしてくれるので、見ている側も楽しめる内容となっています。
これまでは、アマチュアの方が顔を出さずに動画を投稿していましたが、youtube将棋界は新たな時代へ到達しました。
驚くことに、最近では多くのプロ棋士、女流棋士の方々がyoutuberとしてチャンネルを解説しています。
これまで中継でしか、見れなかったプロの対局を、毎日のようにyoutubeで見ることができるんです。しかも、指し手本人による解説付きです。
また、ただ対局をする訳ではなく、初心者向けだったり、特定の囲いへの対策だったりなど、多くのカテゴリごとに動画投稿されているのも近年の特徴です。
プロ棋士、女流棋士として活躍する主なyoutuberとして、村中秀史さん、藤森哲也さん、伊藤真吾さん、イトシンTV、香川愛生さん、山口恵理子さんなどがいます。
詳細は後半に、まとめてご紹介いたします。
youtubeにこれまで投稿されている動画は対局動画でした。
しかし、将棋系youtuberが増えたことにより、様々な将棋動画が増えています。
動画の種類としてはこのように分けることができます。
最も多い将棋動画で多いのが、対局実況系です。
主に将棋ウォーズでの対局の様子を実況しながら、指すという内容になっています。
プロの方も行っており、上達において非常に参考になります。
特に初心者の方には対局実況系の動画はオススメできます。
将棋では指してごとに仕掛けや読みを持っていて、それらを解説してくれるのでわかりやすいだけでなく、上達に近づきます。
また、相手が仕掛けてきたときに、対策や定石なども解説してくれるため、勉強になります。
コメント欄も活発で、たくさんの将棋好きとコミュニケーションを取る場としても活用できます。
最近は動画タイトルに使用戦法も記載されているので、自分が見たいと思った戦法の対局実況を選んで見ることができるのも、youtubeならではの仕様です。
戦法や囲いごとの解説動画も人気コンテンツの一つです。
テレビで出てくるような、将棋ボードを使って定石や仕掛けを解説しており、まるで将棋教室に通っているかのような気分を味わうことができます。
内容もわかりやすいですし、わからないことがあればコメントで質問することもできます。
山口恵理子さんの四間飛車解説などがわかりやすいと話題になっています。
プロ棋士のインタビュー動画も近年増えており、テレビ番組顔負けの濃い内容が含まれています。
渡辺明名人へのインタビュー動画だったり、将棋ファンなら見なければ損な動画が増えてきています。
また、有段者の方も将棋が強くなる勉強方法やコツというのを話してくれる動画もあります。
Youtuberがどうすれば他と被らない面白い動画を作れるのか試行錯誤した結果、これまでにない面白系の動画も公開されるようになりました。
代表的なものとして、中村太地七段の動画で、右四間飛車エルモ囲いで一刀両断の将棋本の著者本人をゲストとして、呼んで、プロにも通用するような内容が本に書かれているのか検証するというものがありました。
本の定石通りに進めれば本当に勝てるのか?
この本を読めば本当に強くなるのかって誰もが気になることですよね。
それを著者である本人を読んで、検証しようというのですから面白いですよね。
しかも、この動画では著者が負けてしまうという結果になり、販促のために作られた動画ではないという、youtubeならではのガチっぷりも見られます。
このように、現在は多くの将棋ファンが楽しめるような動画が次々と公開されています。
これまで、将棋は敷居が高そうと感じていた人々も興味を持つことができ、将棋界にとって新しい波が来ているように感じます。
ここからは、現在、将棋関連で活動しているオススメのyoutuberをご紹介していきます。
どの方の動画も特徴的で、非常に面白い内容が多いので是非見てみてください。
プロ棋士の藤森哲也さんのyoutubeチャンネルです。
内容は主に将棋ウォーズの実況対局動画となっており、戦法や戦型ごとに様々な見応えある動画をアップしています。
実況の内容がとても丁寧で、初心者でもわかるような配慮がされているのでおすすめです。
女流棋士の山口恵梨子さんのチャンネルで主に初心者向けの解説と将棋ウォーズの実況動画になります。
他の人たちと違う部分として、四間飛車を中心に取り扱っており、解説動画も四間飛車を使った攻め方や受け方です。
さらに、対局実況動画も四間飛車を使っての対局となります。
勉強と実戦のどちらも学ぶことができるので、将棋初心者の方は必見です。
動画の公開頻度が一週間で1本なので、待ちきれないという人も多いようです。
女流棋士としても美人で人気の高い、香川愛生(まなお)さんのチャンネルです。
チャンネル登録者数は将棋業界で言えば一番多いと思われる14万人を記録しており、週3の頻度で動画を公開しています。
公開している動画の内容はまちまちで、女流棋士としての日常だったり、他のプロ棋士とのコラボ動画だったり、将棋ウォーズでの対局実況だったりと、様々な動画を公開しています。
また、本人の趣味であるゲーム配信やコスプレした動画などもアップしています。
元奨励会員である歩さんの将棋実況チャンネルです。
将棋ウォーズでの対局動画がほとんどで、1日に2〜3本の動画を公開しています。
youtuberが数少ない時に、将棋実況を開始しており、古参のファンも多くいらっしゃいます。
将棋の腕前もピカイチ、実況にも定評があることから、プロの方々にも負けないチャンネルです。
将棋に関するアプリが多数ダウンロードできる今、目的に応じたアプリを活用することで、あなたの棋力を一気にアップさせることができます。
・オンライン対戦で将棋を指したい
・将棋 初心者なのでCPUで練習したい
・空いてる隙間時間を使って将棋で強くなりたい
そんな方々へ、様々な目的を達成できるように使用目的別にお勧めの将棋アプリをご紹介いたします。
どんなアプリがあるのか知りたい人、どのように使うのが良いのか知りたい人は是非ご覧ください。
将棋の上達に欠かせないものが実戦です。
詰将棋や定石、棋譜並べで得た手筋は実戦で使ってこそ身につき、覚えていくことができると思います。
そこで、今回は選りすぐりの将棋アプリをご紹介していきたいと思います。
最近のアプリでは、オンライン対戦はもちろんのこと、形勢判断やヒント機能なども充実しており、1人でも強くなることができます。
将棋に関するゲームはPCやPS4、スイッチでも販売されていますが、どれも購入にお金がかかります。
しかし、将棋アプリの場合だと大半が無料で利用することができます。
アバター衣装購入のような課金要素があるくらいで、誰もが気軽に将棋を楽しむことが出来ます。
今回の紹介のなかでも、無料で遊べるものや、有料でできることなどを踏まえてご紹介していくつもりです。
そして、最も良い機能と言えるのが、インターネットの発展による将棋アプリ内でのオンライン対戦です。
これまで対戦相手に困っていたあなたも、いつでもどこでも対局を楽しむことができます。
また、階級システムも導入されているので、自分と同じレベルの人と対戦ができ、初心者の人でも楽しく成長することができるのが最大のポイントだと思います。
・電車での移動時間
・新しい戦法の実験
オンライン対戦によって数多くのことが実健できるようになり、初心者だけでなく上級者の棋力アップにも繋がっています。
まずご紹介するのは、1人でじっくりと楽しむことができる将棋アプリをご紹介していきます。
コンピュータのレベルが豊富で、将棋初心者から上級者まで練習になると思います。
また、スマホのスペックが劇的に進化したことにより、アマチュア4段以上の実力を持つ将棋アプリもあります。
検証機能も備わっていたりと、将棋初心者の方であればこれから紹介するアプリを触ってみるのがお勧めです。
将棋アプリの中でも高性能・高機能なぴよ将棋は、本当に初級者から上級者までお勧めできるアプリです。
CPU対戦は全部で40レベル準備されており、4段並みの棋力を持っています。
そして驚くのはぴよ将棋に準備された多機能性です。
それでは、簡単にどのような機能があるのか見ていきましょう。
・40レベルで準備されたCPU
・形勢判断グラフ
・棋譜全体の検討(好手、悪手、疑問手などがわかります。)
・棋譜の保存
・ヒント、詰みの有無の確認など初心者の上達に繋がる機能
・盤面再現、検討図からの途中対局
・毎日更新される詰将棋
・他アプリの棋譜情報の読み込み
アイコンの見た目とは打って変わって、将棋に関するアプリをこれでもかと搭載しています。
有段者の方でさえ、最高レベルの「ぴよ帝」に負かされるほどの実力があります。
平手で勝てれば、十分に自慢して良いレベルですので、是非挑戦してみてください。
ハム将棋はブラウザで指すことのできる将棋です。
現在はドメインが停止されているため、利用することはできません。
ただし、過去のデータを利用してサイトにアクセスする方法があり、そちらだとハム将棋を指すことができます。
ただし、FLASHを利用しているので、Adobeのサポート終了次第で利用できなくなります。
将棋FLASHはブラウザで指せる将棋アプリです。
レベル9まで準備されており、ルールを覚えたての初心者から有段者まで楽しめる内容となっています。
内容はとてもシンプルで、勝てばレベルが上がっていくというものなので、PCブラウザで将棋を指したいなという人は利用しても良いでしょう。
棋力アップに欠かせないのが詰将棋です。
スマホアプリの中には、オンライン対戦やCPU対戦以外に詰将棋を専門としたアプリもあります。
簡単なものから、難しいものまで幅広く準備されているので、あなたの棋力に合わせてアプリをインストールしてみてはいかがでしょうか?
スマホ詰将棋パラダイスは詰将棋の問題数が一万以上あるアプリです。
詰将棋アプリでもかなりのボリュームを誇っており、解いても解いても終わりがありません。
なぜ、これまで詰将棋パラダイスには問題があるのかというと、ある程度の問題数をこなすと、自分自身も詰将棋の作者となって問題を投稿することができます。
そのため、実践を意識した問題ではなく、パズル的要素を取り入れた問題も多いです。
将棋連盟LIVEはプロ棋士の対局結果や内容を見ることができるアプリです。
青いボタンのコンテンツからは様々なメニューが用意されており、1日1問投稿される詰将棋を楽しむことができます。
アプリと違って、どこかに駒を置いたりということはできず、本を読んでいるような感じで解く必要があるものの、1手ごとに解説が含まれているので、初心者にも優しいです。ただ、問題の手数が9手詰めといった感じで難易度は高めなので、中級者以上の人には良さそうです。
また、実戦を意識した問題が多く、棋力UPには最適です。
みんなの詰将棋は様々な手数の詰将棋を解くことができるアプリです。
1手詰から11手詰めまで本当に幅広い問題が準備されており、約1000問近い詰将棋を楽しむことができます。
初心者から上級者までじっくりと楽しめる内容となっているので、是非挑戦してみてください。
ただ、数問解くごとに広告が入るので、簡単な問題から取りかかるとストレスになりやすいかも。
将棋アプリにおいて絶対的人気を誇る機能がインターネットを使ってのオンライン対戦アプリです。
現在は様々なアプリでオンライン対戦を楽しむことができます。
ルールやエフェクト、人口などアプリごとによって異なりますので、お勧めできる順番からご紹介していきます。
将棋ウォーズは日本将棋連盟公認の対局アプリです。
無料登録を行うと、1日3局までオンライン対戦が可能となります。
有料会員になると、対局の上限がなくなるのでいつでも将棋を楽しむことができます。
将棋ウォーズの良いところは、プレイヤーが多いこと。
多くの方が常にログインしていますし、アマチュアだけでなくプロの方も利用しています。
実際の級位や段位に合わせて、認定証も手にすることができるので、楽しみながら強くなるのに最適です。
さらには、観戦機能も搭載されており、観る将でも十分に楽しめるアプリです。
研究から対策までなんでもこなすことができるので、お勧めです。
将棋ウォーズと比べると、ログイン画面がしょぼいと思われがちな81道場。
本格的な対局を楽しむのであれば、ウォーズよりこちらの方が向いていると言えます。
さらに、世界各国のプレイヤーと対局することができるのも81道場の良さです。
こちらも将棋ウォーズと比べると見た目はシンプルですが、レート対戦にじっくりと時間を使える対局ルールなどが満載で本格派の人にお勧めです。
対局している人の観戦機能も備わっているので、こちらも見るだけで楽しむことができます。
強い人が多いので、是非同じ戦法を得意とするプレイヤーを探して、手本にしてみてください。
将棋クエストもオンライン対戦ができる将棋アプリの中では有名で、同時接続数も多いので対戦相手には困らないはずです。
他のアプリが持っているであろう基本的な機能は持っており、将棋ウォーズの無料分が切れた時に使って見るのも良いかもしれません。
全国対局でオンライン対戦もできるし、練習対局でCPUとの対局もできます。
また、実戦詰将棋では詰将棋を解くことができるという、このアプリに全てが備わっているように思える便利さが特徴です。
プレイヤー数の多さは他アプリと比較すると少なめです。
決して人がいない訳ではありませんが、初心者は比較的多めとなっているので、練習がてらに使って見るのも良いかもしれません。
こちらも、対局数が1日3回と決められています。
ここからは将棋アプリの中でも少し変わったアプリをご紹介いたします。
どちらかというと、将棋好きの暇つぶしから、将棋に興味がない人の入り口となるようなアプリとなります。
どうぶつしょうぎは、可愛い動物の駒を使った将棋です。
しかし、どうぶつしょうぎはただの将棋ではありません。
玉を含めて4枚の駒しか存在せず、将棋のルールを知らない人でも対局を楽しめるアプリです。
こちらが、どうぶつしょうぎの対局画面です。
見てわかる通り、盤面が3×4しかありません。ちなみに、ライオンの駒が玉になります。
将棋とはルールが異なるものの、駒の動きは将棋に似たようなものが多く、シンプルで簡単だからこそ楽しむことができます。
将棋は棋力差があると一方的な展開になりがちですが、どうぶつしょうぎであれば、平手でも十分に楽しめるはずです。
はさみ将棋は、将棋の歩の駒だけを利用した遊び方です。
歩の駒を使うだけであって、歩はそれぞれ飛車のような動きが可能です。
そして、相手の駒を取るのではなく、歩と歩ではさむことによって、取ることができます。
シンプルなルールなので、将棋は知らないけど楽しい遊びをがやりたいという人には良いのではないでしょうか?
このように、歩が縦横無尽に盤面を駆け巡ります。
将棋を知らない人とでも楽しめます。
最後にご紹介する将棋アプリは、机で将棋というゲームです。
こちらの特徴は、どうぶつしょうぎ同様に、3×4での対局ができるということです。9×9も一応は可能です。
画面を見てわかる通り、盤面が非常に小さくなっております。
また、どうぶつしょうぎと違って、駒の数が圧倒的に少ないです。
最初に動いた方が負ける気さえします。
駒の数は通常の将棋よりも、何倍と少ないのに実際にやってみると、頭を使わされるゲームだなと感じるはずです。
将棋はわからないけど、これくらいの駒なら覚えられるという人に最適ですよ。
ここまでたくさんの将棋アプリをご紹介しましたが、あなたが気になるゲームはあったでしょうか?
iPhoneでもアンドロイドでも気軽にダウンロードできると思うので、暇つぶしに利用してみてはいかがでしょうか?
女流三冠として知られる西山 朋佳に注目が向けられている今、西山 朋佳さんはどのような経歴を持って、どのような将棋を好むのか知りたい人も多いのではないでしょうか?
今回は、女流棋士である西山 朋佳について詳しくご紹介していきます。
西山 朋佳(にしやま ともか)は1995年6月27日生まれで、慶応大在学中の女流棋士ということでより注目されています。
学歴もあり、将棋も強いということで、メディアにも度々出演しています。
現在は、女流タイトルである「女王」「女流王座」「女流王将」の3タイトルホルダーでもあり、女流棋士としての強さがわかると思います。
さらには、最年少(女性)での奨励会昇級記録を作ったなども話題になりました。
西山 朋佳は現在、奨励会に所属しており、三段の位置にいます。
つまり、プロと呼ばれる四段になるための三段リーグにも参加しています。
30人近くいる三段者を相手に、上位2名に入ることができれば昇段することができるので、多くのファンが、初の「女性棋士」の誕生を心待ちにしているのです。
注目されるだけあって、成績も優秀です。
見ているこちらまで結果にドキドキさせられますので、是非気になる人は結果などをチェックしてみてくださいね。
三段リーグの結果は、7勝11敗という結果で終わっています。
最後の8連敗による結果が痛かったものの、序盤、中盤は良い滑り出しでした。
奨励会には年齢制限が設けられているため、残り68(2020年10月から3月)、69(2021年4月から9月)、70回(2021年10月から3月)となります。
回数に限りがあるため、応援しているファンも一局一局の結果が気になって仕方ないのです。
ここからは、最新である第68回三段リーグの結果や成績について見ていきます。
第一局と第二局は10月24日に行われ、1勝1敗という結果となっています。
横山友紀に1敗しており、広森航汰に1勝という形で、まだまだ期待できる展開となっております。
次回は11月15日に第3~4局が行われる予定です。
更新されるたびに、こちらでも情報を公開したいと思います。
西山 朋佳は次点を1度獲得しているので、もう一度次点になれば四段、プロ入りすることが出来ます。
可能性が高くなるとは言え、奨励会三段で1~3位になるというのは相当ハードルが高いことです。
※三段から四段に上がる為の条件として、次点を2回取れば昇段できる仕組みがあります。次点とは三段リーグで3位になることです。
次点を一度獲得しているので、今回の三段リーグ参加者のなかでは最もプロ入りの確率が高いです。
しかし、三段リーグ参加者は全36名と難関の予感です。
果たして、西山朋佳 女流三冠はプロ入りを果たすのでしょうか。
振り飛車党で、中飛車や三間飛車を得意としています。
特に攻めを重視した指し方を好み、早指しも得意としています。
女流棋士には振り飛車党が多いと聞きますが、どうやら西山 朋佳さんもその一人のようです。
振り飛車とは言え、早い攻めを得意とするので、攻撃的な将棋で隙のない攻防が特徴的です。
これまでの女流棋士の誰よりも、プロ棋士への入口に近づいています。
もし、西山 朋佳がプロ入りした時は、メディアでもさらに取り扱われ、大きな注目を得ること間違いなしです。
それに、容姿も可愛いということで、女性にはもちろんのこと、男性ファンも非常に多いのです。
プロになることで注目され、将棋に興味を持ち始める人が一気に増えるので、是非とも頑張っていただきたいですね。
これからの結果が非常に楽しみな女流棋士の1人です。