アマチュアでは人気のある将棋のパックマン戦法をご存知ですか?
今回はパックマン戦法の定跡、手順から強い部分なども含めて解説します。
こんな情報をまとめています
- パックマン戦法は指し方がわかる
- パックマン戦法での攻め方がわかる
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パックマン戦法の特徴
パックマン戦法は後手番で使える奇襲戦法の一つで、あいてが角道を開ける歩突きに対して、4四歩とタダで飛車を渡す手となります。
これが奇襲の仕掛けとなり、パックマン戦法により序盤から乱戦となりやすいです。
パックマン戦法の強い点や最強なところ
まずは、パックマン戦法にはどのような強みがあるのかご紹介します。
後手番で使える奇襲戦法
将棋には先手番、後手番がありますが、パックマン戦法は後手番で使用することが考えられた戦法です。
また、定跡もシンプルで覚えやすいということからも、初心者にもおすすめできます。
アマチュア相手に対して強い奇襲がかけられる
パックマン戦法は、正しい受け方を知っていると成功しないため、プロ戦では使用されません。
しかし、アマチュア戦であれば十分に威力を発揮できる戦法なので、相手を見極めて使用する必要があります。
パックマン戦法の弱点や攻め方
パックマン戦法にも弱点や対策はありますので、相手に指された時は次のことを思い出しながら戦うのがおすすめです。
パックマン戦法に慣れてる相手は歩を取らない
パックマン戦法の代表する手と言えば、4四歩です。
一見、タダで取れそうに見えますが、この手を取らないのが簡単な対策となります。
相手は取らせるために歩をついたのですから急戦を希望しているとも言えます。
無視して自分の駒組みを進める方が優勢になりやすいです。
上手く対処されると相手が若干優勢
相手の歩を取ってしまってま、上手く指せば先手番が若干優勢となります。
とは言え、アマチュア同士なら大差ないので、互角と言っても過言ではありません。
受けられても互角なら、パックマン戦法を使っても損はないという理由で使われることもあります。
パックマン戦法の手順・定跡
それでは、パックマン戦法の定跡を将棋盤を使いながら解説いたします。
▲7六歩 △4四歩 ▲同角 △4二飛 ▲5三角成 △3四歩 ▲4二馬 △同銀 ▲8八銀 △9五角 ▲7七飛 △3三桂
各道を開けてきた相手に対して、2手目の4四歩がパックマン戦法の特徴となります。
この歩を角で取るところから定跡が始まります。
流れをスライド形式でご紹介しているので、まずは手順から覚えてみてください。
パックマン戦法を使った攻め方
最後に、パックマン戦法の定跡からの攻め方についてご紹介します。
どうやって、パックマンで勝つのかを簡単にご紹介します。
パックマン戦法は相手に歩を渡し飛車で反撃
パックマン戦法のポイントは、ただのように見える歩を取らせて飛車で反撃する戦法となります。
特に級位者との対局だと上手くいくので試してみてください。
各筋や飛車での奇襲を狙う
定跡通りでなければ角を引いくてる手も多いです。
前線に角一枚をおいたままにするのは取られる可能性があるからです。
角がいなくなれば、飛車の筋で奇襲を仕掛けます。
相手が受けを正確にしなければ、相手陣地は序盤にも限らずボロボロとなっていきます。
パックマン戦法で棋力を上げるために絶対買うべき一冊
今回は、パックマン戦法について簡単にご紹介しました。
意外な一手による奇襲戦法で上手く対処できなければ優勢な局面を作っていける面白い戦法です。

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