今回は、囲碁のケイマについてご紹介します。
初心者の方には是非覚えてもらいたい石の置き方で、簡単に相手から地や石を取られなくなります。
ケイマの打ち方、ケイマが強いとされる理由を理解しましょう。
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ケイマとはどんな手?
ケイマとは置かれている石に対して、2つ前の斜めに石を置く事です。
スミと比べると一つ離れて、距離をあけた打ち方になります。
スミに比べると隙がありそうですが、ケイマはしっかりと石が繋がっている好手となります。
ケイマの手の目的
なぜ、隙間があるように見える桂馬は好手となるのでしょうか?
ここでは、ケイマの手の目的や、打った後の流れをご紹介します。
ケイマは低く陣地を確保する手
ケイマは低く陣地を確保する手として打たれます。
黒のケイマが低く構える事で、白の攻めいる隙をなくしています。
このように、持を確実にしたい時や、伸びながら守りを強くする手がケイマとなります。
相手の攻めいる隙を減らしつつ攻める
相手の石や陣地に攻撃を仕掛けるのにもケイマは良い手になります。
低く守りながら攻めることができるので特に序盤はケイマが良く打たれます。
白の分断にも強いケイマ
囲碁の初心者からするとケイマは相手から攻めいる隙があるように見えますよね。
しかし、最初にも説明した通りケイマは石がしっかりと繋がっています。
では実際に、黒石のケイマに対して白が分断を図ったとします。
白石は分断の手を指しますが、黒の応手によりシチョウができてしまいます。
シチョウとなった石はどこまで逃げても最後は捉えられてしまうので、ケイマの分断は失敗となります。
このことからケイマが繋がっており、安定した手と紹介される理由です。
ケイマの手の種類
ケイマの手には種類があります。
ここでは、各種ケイマの打ち方と狙いについて解説していきます。
ケイマの種類
- 大ゲイマ
- 大々ゲイマ
- 小ゲイマ
大ゲイマ
ケイマよりもさらに1つ奥へ石を置く大ゲイマ。
ケイマよりも広く石を伸ばすことができます。こちらも、ケイマと同じく石が繋がっているので安定した一定になります。
序盤から少し手数が進んで、相手の石が近くなって来た時なんかに大ゲイマやケイマを使ってみましょう。
また、大ゲイマはスベリの手として使われることもありますし、大ゲイマカカリとして使われることが多いです。
大々ゲイマ
大ゲイマよりもさらに一つ先に置く大々ゲイマも存在します。
大々ゲイマは開きの一手として使われる地の拡大を狙っていく一手です。
カカリやヒラキとして有効な手になります。
詳しい定石や狙いに関しては、大々ゲイマのページで解説します。
コゲイマ
コゲイマはケイマの別名で、大ゲイマよりも小さいことからコゲイマと呼ぶこともあります。
打ち手の狙いや意味には変わりないので、コゲイマとはケイマのことなんだと覚えておけば大丈夫です。
実戦でケイマを使って
ケイマの手を覚えたら後は囲碁の実践で打ってみることです。
相手がカカリをしてきた時、ヒラキにケイマを使ってみた時など様々な場面でのケイマの石の役割を実感しながら覚えてみてください。
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