執筆担当の1人、エメチャです。
皆さんは将棋に関してこのようなお悩みを持っていませんか?
将棋の囲い方や飛車先を覚えても、上手く勝つことが出来ない。
駒をどう動かしていけば良いのかわからない。
何を目的に動かして、終盤に持っていけば良いかわからない。
私も最近までは、駒の動かし方がよくわからず、CPU相手に両取りされたり、一方的に攻められたりしていました。
しかし、とある将棋の本を読むことで段違いに強くなれたんです。
これまで対戦していたCPU(6~7級)と10戦した場合、1勝9敗とかのレベルだったのですが、本を読んだだけで6勝4敗に成長しました。
負け試合も接戦になり、勉強になるレベルにまで成長します。
もしかして、このシリーズの本って初心者にとって特効薬のような本なのでは!?と思ったのでご紹介したいと思います。
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最強将棋レクチャーブックシリーズの本が初心者には最適です
私がオススメする初心者が強くなれる本は「最強将棋レクチャーブックシリーズ」の将棋本です。
私は、四間飛車を使いたいので四間飛車の解説本を購入しました。(他の戦法の本は買ってないのですが、評価はかなり高いです。)
これまで、別の解説書や定石本なども読んでいたのですが、理解したようで理解できていない感じでした。
読んですぐに強くなったという時間はありません。
むしろ、どの将棋本も読んですぐに強くなれることはないのが当たり前かも知れません。
しかし、この最強将棋レクチャーブックは違いました。
冗談抜で読むだけで強くなれました。
これまで手も足も出なかったCPU相手に、接戦どころか勝ち越すようになったのですから。
そこでどうして強くなれたのかご紹介します。
ポイント1 対話形式で話が進むから何を目標とするかがわかりやすい
このシリーズは、ただ単に盤面の流れが紹介されるだけではありません。
担当するプロ棋士と第三者の対話形式で紹介されています。しかも、棋士自身の話も解説中に織り交ぜているので、読み物としても面白く仕上がっています。
さて、これまでの解説本の一例だと1ページに問題の図面が掲載されていて、2ページ目に答えと解説が入っています。
解説には、この手が正解ですと書かれており、間違えそうな手に対しては、「この手はこの後で5二金で咎められるため先手は不満。」
初心者からしたら、理解できたようで理解できないと思えませんか?
どう、不満なのか具体的にわからないんです。
しかし、最強将棋レクチャーブックシリーズの良い所は、対話形式で解説かつ、丁寧に紹介されます。
対話形式の良いところは、初心者でも話のイメージが掴みやすいです。
上記の「5二金で先手は不満です。」というような表記だとしたら、
「5二金で後手が対応したらどうなるでしょうか?この後に続く、6三銀で先手は動けなくなって取られてしまいます。」
対話形式ですから、相手に伝わるように言葉が書かれています。うやむやな表現では語られません。
例えるなら、テレビ中継などの2人のプロの解説をテキストにしたような感じです。
あと、1つの局面に対して丁寧に解説されています。
定石本で「理解した」という声がたまに出ると思いますが、この本を読んで出る声は「知らなかった!こんな風にするのか!」です。
先生の解説を聞いているかのような感覚が、初心者により優しいと感じました。
デメリットとして解説が丁寧ということは、使うページがその分増えます。
ですから、展開の量としては、通常の解説書の方が多いんです。
購入し本を開いた時、これってボリューム少ないのではと感じたくらいですから。
盤と駒がイラストで分かりやすくて状況を覚えやすい
本を開いた時に驚いたのが、フルカラーであることと、盤と駒がイラストで本物の将棋に近い形で構成されているということです。
よくある定石本ですと、棒線と文字だけで将棋の盤上を表現されています。
勉強と考えると、後者の方が大人向けっぽいと感じる人もいると思います。
対するイラストは、手間がかかっているものの、子供っぽいかもと思う人もいます。
ですが、実際に将棋を指すときに、より本物に近いのはどちらですか?
もちろん、駒の形まで描かれたイラストの方です。
この恩恵がわかりやすいだけではなく、盤面や状況が覚えやすいというメリットがあります。
目で見て覚えることができるので、実戦でも同じ形になった時に気付きやすいんです。
将棋になれていない初心者であればあるほど、効果があると思います。
例えば、5五歩と動かれた場面を比較してみましょう。
「この場面、四間飛車側は角の利きが弱まった隙に、6五歩~6六銀と攻めの形を作るチャンスです。」このような説明が加わる訳ですが・・・
分かりやすさと覚えやすさは一目瞭然で、実際の局面で活かしやすくなります。
これまでの将棋に関する疑問を解いてくれる、最強のバイブル本になる!
独学で将棋を強くなりたいと思っているなら、これしかないと言えるようなシリーズです。
何のために、どう動けば良いのかというのをわかりやすく教えてくれます。
それでいて、急戦から持久戦など要所は抑えているので1冊で事たります。
私は四間飛車のみしか持っていませんが、何回か読んで頭に叩き込んだら、同シリーズの別タイトルも購入予定です。(読むのが楽しみ!)
本当はそれらも読んで、レビューしたかったのですが、あまりにも高い効果を感じたので紹介いたしました。
戦法・終盤・捌きなどで発刊されているので、気になるものを一冊購入してみてはいかがでしょうか?
四間飛車上達法 (最強将棋レクチャーブックス)
1,540円(税込)
振り飛車党なら必読の教科書
振り飛車党の方ならぜひ読んで欲しい一冊です。この本を読めば、最強将棋レクチャーブックスシリーズの虜になること間違いなし!と言えるほど良い出来です。特に初心者の方には読んで欲しい一冊ですね。
発売日 | 2017/12/25 |
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ページ数 | 232ページ |
著者 | 藤井 猛 |
将棋の効率的な勉強方法を解説!初段、二段を目指す人にオススメの将棋学習法