チェスで最も大事な駒であるキング。
このページではキングの動かし方といった基本的な使い方から、キングだけが持つ特殊なルールについて解説していきます。
こんなことがわかります
- キングの動かし方
- キャスリングとは?
- キングを使った戦術
このサイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
キングの動かし方
キングは自分の周囲1マスならどこにでも動くことが出来ます。
進める範囲は狭いものの、小回りのきく駒なので、そう簡単に相手から取られることはありませんし、終盤には攻め駒の1つとして活躍します。
チェスのキングの特殊ルール
チェスのキングには他の駒にない特殊なルールが存在します。
公式戦で行うと反則負けになるものもあるので、進み方以外にこちらも覚えておきましょう。
相手に取られるとゲームで負ける
チェスでは相手にキングを取られるとその時点で負けとなります。
逆に、自分が相手のキングを取ることができれば、勝ちとなります。
そして、キングを取る行為をチェックメイトと呼びます。チェックメイトと宣言する必要はありませんが、チェスをやるなら言ってみたいセリフの一つですよね。
キングがチェックされたら必ず逃げる
キングがチェックされた場合、チェックされた側は必ずチェックから逃れなければいけません。チェックを外すとも言われます。
チェックから逃れられる状態にも関わらず、チェックを無視する手は反則となります。
自分からチェックされる位置には動けない
キング関連の行動制限として、自分からチェックになるような位置へ駒を動かすことはできません。
こちらも反則行為になるので実物の駒を使ってチェスを行う時は注意しましょう。
キャスリング
キングとルークを使った特殊な動き、キャスリングもチェスにおいて重要な特殊ルールです。
相手からキングを守るための重要な防御方法なので、条件やキャスリングの目的をしっかりと理解しておきましょう。
詳しくはこちらのページで解説しています。
チェスのキングの使い方や戦術
それでは最後にキングの使い方や、対局中に気を付けなければいけない事についてご紹介します。
キングは勝敗を左右する重要な駒なので、使い方を覚えてチェスの勝率を上げましょう。
序盤・中盤はしっかりと守る
キングは相手に取られてしまうとその場で負けるので、慎重に扱わなければいけません。
ですから、キャスリングをしてキングを守りながら、必要な時以外は動かさないようにしましょう。
序盤、中盤はお互いに駒が多いので、迂闊にキングを動かすと相手の駒から攻撃されやすいのと、自分の駒が進路を塞いでしまいキングの強みを活かすことができません。
終盤は攻め駒の1つとして使う
チェスは終盤になるとお互いに駒が少なくなってきます。
駒が少なくなってくるとキングは優秀な攻め駒の1つとなります。
もちろん、キングを取られてしまうと負けになることに変わりはないので、慎重に動かさなければいけませんが、キングの小回りを活かしてポーンをプロモーションしてクイーンを作ることを目指します。
ピンやフォークを作らせない
キングの配置の注意点として、相手からピンやフォークを作られないかを徹底的に意識して動かしましょう。
キングを対象にした攻撃は、絶対に阻止しなければいけないので非常に強力です。
ピンやフォークが決まると一気に劣勢になるので、常に相手の駒、自分の駒配置に注意しながらキングを動かさなければいけません。
キングの動かし方を覚えてチェスをプレイしてみよう
今回はキングの動かし方について詳しく解説しました。
キングの進む方向は将棋の玉と同じなので、覚えやすいという方も多かったのではないでしょうか?
しかし将棋と違い、終盤では守られるだけでなく自らを攻め駒として活躍させることが重要です。
様々なキングの活用方法を覚えて、実戦でも役立ててみて下さい。
ここからはじめるチェス
1188円(税込)
チェスをこれから始める初心者から初級者向け
発売日 | 40293 |
---|---|
ページ数 | 194ページ |
著者 | 渡辺暁 |
チェス戦略大全I 駒の活用法
2420円(税込)
中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本
発売日 | 2009年10月30日 |
---|---|
ページ数 | 285ページ |
著者 | ルディック・パッハマン |