チェスの駒の1つルークの動きについて解説します。
ルークは塔のようなデザインの駒で、縦と横にどこまでも動く事ができます。
今回は、このルークを使ってチェスで勝つコツや、チェックメイトの方法などをご紹介します。
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ルークの動きと動かし方
ルークは縦横にどこまでも移動する事ができる駒で、攻めも守りもこなせる強い駒です。
駒の価値は5点となっており、ナイトやビショップよりも価値の高い駒とされています。
最初はお互いに2個ずつ持っており、キングとはキャスリングという特殊な動きが可能です。
ルークとキングでキャスリング
ルークはキャスリングという特殊な動きを行う事ができます。
キングとルークの場所を一瞬で入れ替える、攻守優れた動きが可能となります。
キャスリングの条件
- ルークとキングを一手も動かしていない
- ルークとキャスリングの間を敵の駒に攻撃されてない
キャスリングはチェスにおいて特殊な動きなので、詳しくはこちらで解説しています。
ルークの使い方
ここではルークを使ったテクニックや使い方をご紹介します。
ルークを使ってチェスで勝つためのコツもご紹介するので参考にしてみて下さい。
ルークは中盤に活躍する駒
ルークは両端にあるため序盤は扱い辛い駒です。
ビショップやナイトの展開、キャスリングなどを経て使えるようになるため、活躍するのは大体中盤です。
また、ルークの展開を怠ると遊び駒になりやすいので、忘れないうちに活用するようにしましょう。
オープンファイルにルークを置く
ルークを使い方としても分かりやすいのが、ルークをオープンファイルに置く手です。
オープンファイルとはお互いにポーンがいなくなった縦列の事を言い、一直線に動けるルークを置く事で相手の行動範囲を大きく絞り、攻め込む時に使えます。
オープンファイルで見合いになったルークは取らない
オープンファイルにルークを配置すると、相手もルークを持ってきて向き合うような形になります。
この時、理由もなくルークを自分から取ることは悪手になりやすいです。
悪手が多い理由は、ルークを取った後の相手の位置が関係しています。
オープンファイルのルークを自分から取ると、相手がルークで取り返し、相手のルークだけがオープンファイルに残ります。
この後、自分はオープンファイルにルークを回せず、相手のルークだけが動きやすくなってしまいました。これは交換を仕掛けた側の分が悪いです。
上級者の対局ではルークが見合い状態のまま何手も進む事があります。
ルークは重ねると攻撃力が増す
ルーク同士を重ねて配置すると非常に攻撃力が増す形になります。
中盤でのルークの重ねは駒得を作りやすいので、指す手がなければルークを重ねる作戦を立ててみるのも良いでしょう。
ルークを活用して盤面をリードしよう
今回は様々なルークの動きと使い方をご紹介しました。
最初は端に眠っている状態なので、中盤になる頃に引っ張りだしてルークを戦いに参加させましょう。
やはりビショップとは違った強さを持っており、盤面をリードしていくのにルークは必要不可欠です。
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