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ポーンの動かし方を解説!チェスに欠かせないポーンの動きをマスターしよう!

ポーンはチェスの中では1番価値の低い駒ですが、実はゲームにおいてとても重要な駒です。
また、他の駒と違ったポーンならではの特殊ルールもありますので、今回は、ポーンの動かし方と特殊ルールについてご紹介します。

チェスのポーンの動かし方

チェスのポーンの動かし方

ポーンは基本的に、1マスだけ前に進める駒です。最初は8つのポーンを持っていて、このポーンを進めて盤面を構築していきます。

また、ポーンは前に1マス進むだけでなく、状況によっては2マス進めることができます。

初期位置からのみ2マス動ける

ポーンは初期位置にいる場合のみ、2マス進めることができます。もちろん、1マスだけ進めることもできます。
2マス動いた方が得のようにも思えますが、手堅く1マス進めることも時には重要です。
また、このルールは全てのポーンにおいて適用されます。

一度動いたポーンは1マスしか進めない

一度動いたポーンは1マスしか進めない

ポーンが2マス先に動けるのは初期位置に置かれている場合のみです。
一度でも動いたポーンは、以後、1マスずつしか動けません。

目の前に駒があるとポーンは前に進めない

目の前に駒があるとポーンは前に進めない

ポーンは他の駒と違って、目の前に駒があっても相手の駒を取ることができず、前に進めなくなります。
例えば、ポーンとポーンとぶつかってしまった場合、どちらのポーンも動かすことができなくなってしまいます。

前の駒を取ることができる、将棋の歩とは違った要素になります。

ポーンで相手の駒を取る方法

ポーンは前にある相手の駒を取ることが出来ないと説明しましたが、ポーンは別の手段で相手の駒を取ることができます。

実は、ポーンは目の前の駒を取ることができない代わりに、斜め前の駒を取ることができます。

また、ポーンは相手の駒を取る時だけ斜めに動くので、ポーンがいる列もゲーム状況によって変わってきます。

ポーンだけの特殊ルール

ポーンには他のチェスの駒にはない特殊なルールも持っています。
ここからは、ポーンだけの特殊なルールについて簡単に解説していきます。

ポーンだけが持つ特殊なルール

  • プロモーション
  • アンパッサン

プロモーション

ポーンは盤上の一番奥まで進むと、プロモーションを行うことが可能です。
ポーンがプロモーションすると、クイーン、ルーク、ナイト、ビショップのどれか1つになることができます。

当然、チェスの中の最強の駒、クイーンになることが最も多いです。
最強の駒が相手の手に渡るわけですから、相手にクイーンを作られた時点で降参してしまう人も多いです。

アンパッサン

アンパッサンもポーンだけが持つ特殊なルールです。
アンパッサンは相手がポーンを2マス動かした時、自軍のポーンが相手の動かしたポーンの隣にいる場合、相手の駒がなくても斜めに動くことができ、相手のポーンを取ることができます。

文章にすると表現が難しいので、実際の盤面を動かしてアンパッサンの動きを確認してみてください。

ポーンの攻撃方法や特殊な呼び名

それでは、最後にポーンの攻撃方法や特殊な呼び名についてご紹介します。

今回紹介するポーンの呼び名は以下の通りです。

  • 孤立ポーン
  • ポーンチェーン
  • ポーンストーム

孤立ポーン

孤立ポーン

孤立ポーンは、ポーンの両隣の列にポーンがない状態の事を言い、最もポーンが弱い状態です。
孤立したポーンはビショップやナイトといった強い駒でしか守ることができず、相手から攻撃の対象にされやすいです。

ポーンチェーン

ポーンチェーン

ポーンチェーンはポーンとポーンが繋がった状態のことを言います。
ポーンがポーンを守っている状態なので、相手からも攻撃され辛く、堅い守りを維持しながら相手陣地へ攻撃することが出来ます。

ポーンストーム

主に3つ以上のポーンを使って、雪崩のように攻めていくことをポーンストームと言ったりします。
ポーンストームは強力な攻撃方法で、相手の半面に対して一気に攻撃を仕掛けます。
一番価値の低い駒だからこそ、相手も無暗に攻撃することができない、まるで嵐のような動きです。

ポーンの動きを覚えてチェスをプレイしてみよう

今回は、チェスの基本の駒であるポーンの動きについてご紹介しました。
基本は前に1マス進むだけですが、特殊な動きを持った駒でもあります。
戦略や勝敗に重要な役割を担うので、しっかりと覚えておきましょう。

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