皆さんは自宅に将棋盤をお持ちでしょうか?
既に持っている方でも、良いものに買い替えたいと考えている人もいらっしゃるでしょう。
実は、形状や使われている素材によって料金は変わってくるので、購入前に把握しておきたいことがたくさんあります。
今回は、使われている素材の種類や選び方について解説していきたいと思います。
高額なものもあるので、失敗しないようにしましょう。
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将棋盤の価格
将棋盤には、様々な商品があって、価格もピンからキリまで準備されています。
そこそこ良いものを買いたいけど、安すぎると心配になるし、高すぎるものが欲しい訳でもない。
実物を見て触って購入するのが最適な方法ですが、どこにでも将棋盤が販売されている訳ではありませんから、ネット通販で購入する人も増えています。
ネット通販で安い将棋盤は買っても大丈夫?
とは言え、ネット通販の怖い所は失敗してしまう可能性があるということです。
想像していたものと素材感や使用感が違うということもあります。しかし、事前に将棋盤の選び方を知っていれば、そんな心配は一切必要ありません。
将棋盤には様々な種類や形状が存在し、それぞれ価格も異なります。
安いものであれば、1,000円台で購入できるものもあるし、高級品と言われる商品は数万円から数十万円することもあります。
商品価格に影響するのは主に下記の2要素になります。
- 形状(種類)
- 素材
その他にも、職人だったり時期だったりとプレミア化する理由はありますが、一般的な物を購入する上で押さえておきたいポイントは2つということです。
将棋盤の種類
将棋盤の一般的な商品を種類分けすると、足付き、足なし、折りたたみ式の3種類で考えることができます。
左順番から高額になりますが、本格的な将棋盤を購入したいということであれば、足なし以上の購入がお勧めです。
それでは、各々の違いについても見ていきましょう。
折りたたみ式は初心者や遊びとして将棋をしたい人向け
将棋盤の中でも折りたたみ式は安く購入することができ、初心者や遊び道具として持っておきたい人向けの商品になります。
中央裏に蝶番のようなものが取り付けられており、半分に折り曲げることで手軽に持ち運びが可能となります。
また、木材を使用した商品もあれば、プラスチックやマグネットを使った製品もあります。
素材によって将棋を指す上で困ることはないので、折りたたみ式だから何かできないことがある訳ではありません。
値段も安いので、子供の知育道具として購入してあげるのも悪くありません。
折りたたみ式の将棋盤の価格の目安
- 1,000~5,000円
足なしは将棋を勉強したい人向け
本格的に将棋を学びたい人、始めたい人にオススメなのが足なしの将棋盤です。
材質も様々なものが販売されているので、価格帯も広いのが一つの特徴と言えます。
音もしっかりと響くので、買って損をすることはありません。
足付きの将棋盤との違いは、テーブルに置いて使っても指しやすいことにあります。
そのため、道場やクラブでは足付きよりも、足なしの方が多く見られます。
収納時にも便利ですし、AIソフトで解析などを行う現代の環境を考えると、足なしの方が利便性で勝ります。
足なしの将棋盤の価格の目安
- 1万~10万円
足付きはじっくりと将棋を指したい人向け
将棋盤と言えば、足付きというイメージをお持ちの方も多く、憧れている人も多いのではないでしょうか?
足なしに比べると、加工の手間がかかっている分、同じ材質を使っていても高くなります。
足付きは、床に置いてじっくりと楽しむのに向いていて、本格的に将棋を指したいのであればこちらがお勧めです。
また、指した時の音の良さは足付きの方が良いです。木を通して、ピシッと綺麗な音がなるので、足付きを購入してしまうと、ほかの将棋盤では物足りなくなります。
文化として楽しみたい、じっくりと向き合いたいという人は足付きがお勧めです。
足付きの将棋盤の価格の目安
- 3万~15万円
将棋盤に使われる材質や素材
将棋盤における重要な要素2つ目は、盤に使われている材質や素材です。
木の種類ごとによって金額は異なりますし、使われている素材が大きければ大きい程、高額になります。
将棋盤の材質は簡単に分けると、本榧、ヒバ、本桂、新榧という種類があり、耐久性や音の響きが変わってきます。
安ければ良いという訳ではないので、しっかりとそれぞれの材質の特徴を理解して購入しましょう。
本榧(ほんかや)
将棋盤の中で最高級の素材として知られる本榧。
誰もが欲しがる本榧は、憧れの材質です。
将棋盤の中でも、高級品になるのでその分金額も高く、100万近い将棋盤も存在します。
大きさや形によっても異なりますが、10万以上はざらにします。
新榧(しんかや)
本榧と間違いやすい材質が、新榧と呼ばれる素材です。
色味が綺麗な色をしていて、白っぽくて明るい色が特徴です。
本榧の方が価格も高いのですが、進化やも打ちごたえは十分です。
本桂
赤茶色っぽい色味が特徴の本桂は、本榧同様に将棋盤でよ使われる材質です。
耐久性も十分で数十年は使えると言われています。
新桂
本桂がなかなか取れなくなっているので、最近主流となっている材質が新桂です。
悪い材質ではないのですが、本榧や本桂に比べると価格も安くお手頃です。
なるべく節約したくて、しっかりとした将棋盤が欲しいということであれば、新桂がお勧めです。
将棋盤の選び方のコツとは?
どんなレベルでさえ、欲しいと思った将棋盤を購入するのを私はオススメしています。
長続きするか心配な人は、折りたたみ式の物から購入しても良いですし、しっかりと将棋の空気感を味わいたいのであれば、足付きを購入するのが一番です。
形から入って上手くいく人も多いので、じっくりと拘って選んで見てください。
そんな中で、私がお勧めするのは足なしの将棋盤です。
音も綺麗な音がでますし、テーブルの上に置いても使いやすいというのがお勧めとなるポイントだと思います。
初段になれたら、足付きを購入するという目標を立てている人も多くいらっしゃいます。
モチベーションにも繋がる物ですから、初心者のうちからある程度はしっかりしたものを購入すべきだと思います。
将棋盤への愛着が湧いてくると、自然と指したくなるため、それはそれで効果的だと言えるのではないでしょうか?
中古の将棋盤は購入して良い?
中古で将棋盤を購入すること自体は基本的に問題ないと思います。
木材に寿命があるとは言え、そんなすぐに使い物になることはないですし、賞味期限のようなものが設けられている訳でもありません。
形状や角や縁に欠けがないかは、商品写真や購入先の所で確認しておくようにはしましょう。
将棋盤を購入して上達を目指そう
将棋盤の種類によって上達に差が出るかというと、モチベーションの面ではやはり変化があります。
なので、ただ安いだけという理由で将棋盤を購入せず、自分の好きなものを購入するようにしましょう。
お試しということで、数千円のものから購入しても問題ないでしょう。
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