チェスでは様々なサービスやアプリを利用してコンピュータと対局することができます。
また、多くのエンジンがGM以上の実力を発揮してしまいます。
それだけ強いのですから、チェスはCPUと対局をすれば強くなれるのではないだろうかとお考えの方もいるのではないでしょうか?
実は、あるレート帯ではCPUとの対局を繰り返すことでチェスが上達します。
今回は、チェスのCPUと対局することで、チェスは上達するのかについてご紹介いたします。
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- 1 チェスのCPUはプロ以上のレートを持つ
- 2 CPUと対局してチェスの腕前は上達する
- 3 CPU・コンピュータとの対局で上達するチェスの技術
- 4 チェスのCPU・コンピュータと対局すると悪いポジションが見えるようになる
- 5 実際の対局でも相手とのポジションの良し悪しが見えてくる
- 6 結果的に悪い手を指さないようになれる
- 7 チェスのCPUやコンピュータと対局しても上達しにくい条件
- 8 初心者は他に効率の良い練習方法がある
- 9 中級者以降のレベルでは悪手を指さないだけでは勝てない
- 10 自分より強いCPU・コンピュータと対局すること
- 11 偏らない練習方法を心がける
- 12 ここからはじめるチェス
- 13 チェスをこれから始める初心者から初級者向け
- 14 チェス戦略大全I 駒の活用法
- 15 中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本
- 16 渡辺暁のチェス講義
- 17 初級者から中級者を目指せる本
- 18 おすすめの関連記事を読む
チェスのCPUはプロ以上のレートを持つ
チェスのコンピュータエンジンにはいくつかの種類があります。
代表的なエンジンのほとんどのレートはマスター以上の実力を持っています。
もしも、チェスエンジンの最高レベルを真っ向勝負で打ち負かすことができるのであれば、あなたの強さは世界レベルに匹敵するものと言えます。
CPUと対局してチェスの腕前は上達する
ここから本題なのですが、CPU・コンピュータと対局することでチェスの腕前は上達するのでしょうか?
どのプレイヤーも上達する訳ではありませんが、初級者~中級者間の上達には非常にCPU・コンピュータ戦は役立ちます。
あなたのレベルは下記を参考にしてください。
- ~900 初心者
- 900~1400 初級者
- 1400~1700 中級者
- 1700~2100 上級者
- 2100~ 最上級者
CPU・コンピュータとの対局で上達するチェスの技術
チェスの練習の一環として、CPU・コンピュータとの対局は有益になることがあります。
条件はありますが、初級者~中級者間の方には特に効果的なのでご紹介いたします。
チェスのCPU・コンピュータと対局すると悪いポジションが見えるようになる
チェスのCPU・コンピュータと対局することで、小さな悪手筋が見えてくるようになります。
ここで言っている悪手というのは、明らかミスによる駒損ではなく、小さなほころびから生まれた悪手です。
対人戦ではお互いに見逃してしまうような悪手筋もCPU・コンピュータはしっかりと咎めてきます。
強いCPUと対局すると、たった1つのポーンを取られただけでグイグイと責められるようになります。
実際の対局でも相手とのポジションの良し悪しが見えてくる
自分の些細な悪手に気づかされることで、自分と相手とのポジションの差に気づけるようになります。
ここでいう悪手というのはタクティクスのような、必ず駒得をするような状況ではなく、得られるものは1ポーンの有利だったり盤面での良さです。
結果的に悪い手を指さないようになれる
CPU・コンピュータとの対局を繰り返すことで得られるのは、悪い手を指さないようになることです。
この恩恵を最もうまく活用できるレベル帯が初級者から中級者の間となる訳です。
チェスのCPUやコンピュータと対局しても上達しにくい条件
先ほども書いた通り、最もCPU・コンピュータと対局して最も恩恵を受けるのは、初級者から中級者の間だと思われます。
逆に他のレベル帯だと、上達しない訳ではありませんが効率の良い練習方法とは言えません。
また、うまくCPUやコンピュータを活用するための条件もありますのでご紹介します。
初心者は他に効率の良い練習方法がある
初心者の場合、CPU・コンピュータとの対局を繰り返すことで上達はするものの、他の練習方法の方が明らかに効率は良いです。
CPU・コンピュータとの対局でのメリットはポジションの良し悪しの判断や、エンドゲームの正確性などを鍛えることにあるので、初心者には少し早いのです。
まずは、対局になれることやタクティクスを解くことなどを優先したほうが良いでしょう。
中級者以降のレベルでは悪手を指さないだけでは勝てない
CPU・コンピュータとの対局で得られるメリットはザックリ言うと、悪手を指さないようになれるということです。
中級者や上級者以降の戦いでは、悪手を指さないだけでは勝てないため、CPU・コンピュータとの対局でのメリットは下がります。
自分より強いCPU・コンピュータと対局すること
チェスの練習として活用するのであれば、自分より強いレベルのCPU・コンピュータと対局することが必至です。
できれば、あなたのレートから自動でレベルを合わせてくれるエンジンがお勧めです。
偏らない練習方法を心がける
今回はチェスのCPU・コンピュータにだけ焦点を当ててご紹介していますが、最も大事なのはあなたの苦手な部分を克服する練習方法や得意を伸ばす鍛錬です。
あなたが、CPU・コンピュータとの対局で得られるものが必要であると感じた時、最も恩恵を得られる瞬間なのではないでしょうか。
明らかな駒損もなくなってきたし、簡単なエンドゲームも理解できているのに、中盤で差が開いてしまうという時、なぜか勝てないという時に活用できると思います。
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著者 | 渡辺暁 |
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