チェスを勉強したいけど、社会人のため限られた時間しか確保できない。
そんな中で、効率よくチェスを上達させる方法は何か知りたいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、限られた時間で効率よく勉強する方法という事に焦点を当てて勉強方法を解説します。
こんな情報をまとめています
- チェスで効率の良い勉強方法
- 少ない時間での勉強内容の振り分け
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- 1 限られた時間で効率よくチェスの勉強をするには
- 2 確立された勉強方法はまだない
- 3 将棋を参考にした勉強方法
- 4 実戦、対局
- 5 対局後の検証、振り返り
- 6 詰将棋、タクティクス
- 7 研究
- 8 棋譜並べ
- 9 鑑賞する
- 10 本
- 11 チェスの勉強に費やせる時間を基準にご紹介
- 12 1時間だけチェスの勉強ができる場合
- 13 対局は勉強としても楽しむ上でも良い
- 14 タクティクスで負けないための勉強を続ける
- 15 2時間だけチェスの勉強ができる場合
- 16 新たに基礎や戦術を学ぶ
- 17 3時間だけチェスの勉強ができる場合
- 18 初心者が早く上達するには意味のある対局を中心に行う
- 19 ここからはじめるチェス
- 20 チェスをこれから始める初心者から初級者向け
- 21 チェス戦略大全I 駒の活用法
- 22 中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本
- 23 渡辺暁のチェス講義
- 24 初級者から中級者を目指せる本
- 25 おすすめの関連記事を読む
限られた時間で効率よくチェスの勉強をするには
社会人だと自由な時間には限りがあるので、効率よくチェスを学びたいという人も多いです。
そこで今回は、時間を区切ってどれくらいの割合で各勉強方法を実戦すれば良いのかご紹介します。
確立された勉強方法はまだない
情報の発信者が少ないため、チェスにおける確立された勉強方法というのは多くありません。
しかし、チェスでなくても将棋の勉強方法は同様に役立つのではないでしょうか?
将棋ではアマチュアからプロまで、様々なレベルの人たちが勉強方法を公開しています。
そこで、将棋の勉強をチェスに置き換えて効率の良い勉強方法をご紹介したいと思います。
将棋を参考にした勉強方法
ここからは、将棋でどのような勉強方法があるのかをご紹介しつつ、チェスに置き換えた際の勉強内容をご紹介します。
実戦、対局
実戦はCPUではなく、本物の相手を交えた対局を指します。
今ではオンラインで多くのプレイヤーと対局できるので気軽に行える練習の一つです。
対局後の検証、振り返り
対局後に検証や振り返りを行うのは、実戦という練習をより身に付けるための方法です。
自分のどういった手が良くて、どういったところに悪手があったのかを見るだけでも改善に繋がります。
詰将棋、タクティクス
詰将棋は、チェスにおいてタクティクスのような問題を解く勉強方法となります。
上達において欠かせない練習方法ですが、中にはそれほど重要ではないという人もいる勉強法です。
研究
特定の手筋からの派生を研究する勉強方法です。
相手がAで来た場合の最善を考え、さらにそこから派生していき最善手を探します。目途が立てば相手がBで来た場合の最善を考えていきます。
終わりのない勉強方法の一つです。
棋譜並べ
これも古典的な勉強方法の一つで、過去に行われた対局を自分で再現しながら学んでいくという方法です。
ただ並べるだけでは意味がないので、一手の意味を考えながら取り組む必要があります。
この勉強を確かなものにするには、一定の実力が必要とも言えます。しかし、自分はまだ弱いからと敬遠する必要はありません。
鑑賞する
観賞はとある誰かが差している様子を見ながら学ぶ方法です。
現在はYoutubeでの配信も多く、リアルタイムで他人の対局を見ることができます。
自分だったらと考えながら見ることでチェスの勉強にもなります。
本
研究に近いかも知れませんが、本を使って手筋や定跡の派生を学ぶ方法です。
解説もついているので、初心者の方にも良い勉強方法と言えます。
ただし、チェスでは将棋ほど本がないのが残念。
チェスの勉強に費やせる時間を基準にご紹介
ここからは、具体的に限られた時間の中でどの勉強方法を取捨選択すれば良いのかをご紹介します。
時間ごとに紹介しているので、是非ご参考ください。
1時間だけチェスの勉強ができる場合
1時間だけチェスの勉強ができる場合は、対局を重点的に行う方法を実践している方が多いです。
ポイントは勉強だけでなく、チェスを楽しみながら続けるということです。
時間配分は下の通りです。
- 0分~対局+検討(1~2局)
- 20分~タクティクス
対局は勉強としても楽しむ上でも良い
半分以上を対局に費やしている理由は、やはり対局を通して得られるものが大きいためです。
ちなみに、検討はほぼ全員が必須と言っており、ただ対局数を増やせば良いという訳ではありません。
タクティクスで負けないための勉強を続ける
残り20分にはタクティクスを持ってきています。
タクティクスは棋力を上げる上でも重要な練習方法の一つという人が多く、毎日続けることが大事だと言います。
限られた時間の中で何をするのが効率的か?と聞かれるとやはり、強さに直結しやすいタクティクスが取り上げられた訳です。
2時間だけチェスの勉強ができる場合
次は、チェスに少し多めに時間を取れるという人向けの勉強方法です。
時間配分は下の通りです。
- 60分~対局+検討(2~3局)
- 20分~タクティクス
- 40分~基礎や戦術を学ぶ
新たに基礎や戦術を学ぶ
本人のレベルにもよりますが、最低限のオープニング、エンドゲームについて学ぶ時間を設けます。
知っておけば対局において有利になるので、序盤と終盤が中心となります。
3時間だけチェスの勉強ができる場合
時間配分は下の通りです。
- 60分~対局+検討(2~3局)
- 20分~タクティクス
- 40分~基礎や戦術を学ぶ
- 60分~自由に使える
社会人となると平日で取れる時間は恐らくこの辺りが限界に近くなります。
この辺りになれば、先ほどの2時間コースに加えて残り1時間は自由に使って良いです。
得意を伸ばしても良いですし、苦手な分野を伸ばすのもありです。
初心者が早く上達するには意味のある対局を中心に行う
今回は、限られた時間の中でのチェスの効率的な勉強方法についてご紹介しました。
調べてみると、学びも大切だけど実戦をこなすこと、そして楽しく続けられることに重きを置いているように思います。
また、ただ回数をこなすのではなく、考えながら指すということが大切です。
感覚で指すだけではあまり勉強にならないので、なるべく時間をかけた対局が好ましいので参考にしてみてください。
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著者 | 渡辺暁 |
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