チェスの駒の1つ、ナイトは独特な動きをするため覚えることが厄介です。
今回は、厄介なチェスの動きの解説から、効率的なナイトの使い方をご紹介します。
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ナイトの動き
ナイトの動きは、全方向へ斜め2マス前に進むことができます。
この変則的な動きが相手を混乱させ、思わぬ奇襲をかける事ができるのがナイトの強みです。
また、ナイトは1人2つずつ持ってゲームを開始します。
跳ねるような独特な動き
ナイトの特徴はなんと言っても跳ねるような動きです。
全方向に動くことができ、様々な場所へ同時に攻撃を仕掛ける事ができます。
ナイトの駒の動きに慣れるには、たくさんチェスの対局をこなすことです。
それと、チェスのタクティクスを多く解くのが良いでしょう。
駒を飛び越えて移動できる
ナイトの最大の特徴は、目の前に他の駒があったとしても移動できることです。
通常、チェスの駒は他の駒が道中にある場合、飛び越えて動くような事は出来ません。
しかし、ナイトは目の前に駒があっても飛び越えて動くことができるので、他の駒に動きを遮られません。
ですから、ナイトに攻撃された場合は駒を動かして逃がさなければいけず、攻撃力と機動力が見た目以上に高い駒なのです。
ナイトの使い方
ここからは、具体的なナイトの使い方についてご紹介します。
ナイトは使い方次第で強くなりますし、ゲームの中でパッとしない事もあります。
しっかりとナイトの強みや使い方のコツを理解しましょう。
序盤はなるべく前に上げておく
ナイトは序盤に前線に上げておくことがチェスで勝てる秘訣にもなります。
1度上げておくだけで、活動範囲が一気に広がり相手のポーンに攻撃できたり、中盤で相手の駒へ攻撃することが出来ます。
2手目にナイトを上げる定石も多く存在するので、まずは、ナイトを展開して下段で遊び駒にならないようにしましょう。
ナイトはできるだけ中央に配置する
ナイトは動き先が限られているため、他の駒に比べて移動に融通がききません。
そんなナイトを盤面の端に配置してしまうと、移動先が半分になってしまいます。
チェスのナイトは中央に配置してこそ真価を発揮します。
相手の弱い位置に潜り込む
ナイトを上手く使うコツは、相手のポーンが攻撃できない位置に潜り込ませることです。
中盤ではポーンを動かすことによって、ポーンでは守れない弱い位置が生まれてきます。
そして、ナイトは駒を飛び越えることができるので、相手の弱い位置に潜り込むことが得意です。
急戦、乱戦でナイトが活躍できるように相手の陣地へ入り込ませましょう。
ただし、ナイトの単騎出撃は弱いのでしっかりと他の駒と連携を取りながら動かすことが大事です。
ナイトによるフォークを狙う
ナイトではフォークと呼ばれるチェスのワザが決まりやすいです。
フォークとは、同時に2つ以上の駒を攻撃する方法で、キングとクイーンのフォークが決まると一気に勝負がつきます。
ナイトの変則的な動きは相手にも気付かれにくいので、ナイトのフォークは決まりやすいです。是非、狙ってみて下さい。
ナイトでチェックメイトをする
最後はナイトにしかできないチェックメイトの方法をご紹介します。
駒を飛び越えて攻撃することができるナイトだからこそ、以下のような動きが可能となります。
まずは、盤上のクイーンをサクリファイスします。
ビショップと連携が取れているため、相手はルークで防ぐしかありません。
最後にナイトでキングに攻撃するとチェックメイトとなります。キングへの道が塞がれていたとしてもナイトなら攻撃可能なのです。
ナイトの動きを覚えて使いこなそう
チェスの初心者にとってナイトを使いこなすことはとても難しいです。
まさに暴れ馬のような駒ですが、動き方や法則を理解してくると段々と使いこなせるようになります。
まずは、ナイトを前線に出して積極的に使っていきましょう。
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