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棒銀

棒銀のやり方と受け方をマスター!初心者にもおすすめの棒銀戦法

将棋において攻めの基本とも言われる棒銀戦法。
棒銀の概念には、駒得や筋を奪取するための基本が詰まっていて、初心者の人は最初に覚えた方が良い戦法とも言われます。

今回は、棒銀のやり方をわかりやすく解説しつつ、相手が棒銀戦法を取ってきた時に、どのようにして受けると良いのかをご紹介いたします。

是非、将棋の基本の攻め方を覚えて勝てるようになりましょう。

棒銀のやり方を覚えよう

棒銀は将棋の戦法の一つで、銀の駒を使って仕掛ける攻撃方法です。

棒銀の特徴は、簡単かつ高い破壊力を持っているので対策を知っていないと、一気に盤面の状況を良くすることができるんです。

銀を直線的に使うことから、その動きを棒に見立てて棒銀と呼ばれるようになったのです。

棒銀の簡単な仕組み

棒銀の簡単な仕組み その2

こちらが棒銀の簡単な動きになります。さて、このように銀を前に押し出すことで相手の防御を破ることができるんです。

では続いてどのような動きになっていくのかを見て行きましょう。

棒銀の目的は飛車成りにあります

棒銀の目的は飛車なり

棒銀で銀を前に進めたら、一緒に前進した歩を使って攻めを開始します。青枠のように歩をさらに前進させましょう。
相手は、この歩を放置してしまってはと金を作られてしまうので、取る必要があります。

棒銀の攻め方2

前に進めた歩が取られてしまいました。折角、前に進めたのに勿体ないですよね。
しかし、ここで銀を前に出して攻めを継続させることが棒銀のポイントです。

銀を前進させる棒銀の仕組み

銀で相手の歩を取り返した場面になります。一緒に進めていた歩はなくなってしまいましたが、銀の後ろには飛車がついています。
このまま銀で相手陣地に入り込んで、飛車で成ることができれば棒銀戦法としては大成功です。

飛車が成ることができれば、かなり棒銀をしかけた側はとても有利になります。

簡単な動きに見えますが、棒銀の動きは将棋においてとても基本的な攻め方なんです。
一番弱い歩を相手に取らせて、自分は銀という強い駒で攻め込んでいき、その後ろにはより強力な飛車が待ち構えています。

駒が取られても、次の攻撃手段が用意されているというのが理想的で、駒を取られても攻めが継続できる状況は将棋においてとっても有効な攻め方なんです。

初心者こそ棒銀対策を覚えておかないと大変な目に合う

棒銀は必要な駒も少なく、棒銀対策を覚えておかないと初心者のうちは壊滅的な被害を受けてしまいます。
逆に言うならば、棒銀戦法を使うと相手から有利な状況を取っていくことができるんです。

それでは、次の項目で棒銀戦法を相手から指された時にどのように受ければ良いのかご紹介していきますので、棒銀のやり方とセットで覚えてくださいね。

棒銀 受け方

棒銀の受け方を一緒に覚えよう

ここからは、相手が棒銀戦法を使ってきた時の受け方になります。今回ご紹介する棒銀は、原始棒銀と呼ばれる基本的な攻撃となります。

相手が棒銀を使ってくるかどうかを見極める方法

棒銀の判断方法

動かし方はさておき、相手陣地(上側)を見ると、銀が8四銀にいますね。このように銀が前に出てきている場合は、棒銀戦法を使用してくる可能性が高く、早めに棒銀を受けるようにしないといけません。

それでは、具体的にどのように対処すれば良いのか見てみましょう。

①棒銀の受け方 角道を開ける

①棒銀の受け方 角道を開ける

相手が攻めてきたら、角道を開けておくのが大事です。
これは、相手が棒銀で来ても来なくてもやっておいた方が良い手になります。

棒銀の受け方1

7六歩と角道を開けて、一番左端の歩、そして左の金を守りに配置しました。相手が棒銀で来ているなと思ったら、このような形で受けて見てください。

②相手が突き出してくる歩は取ってしまう

②相手が突き出してくる歩は取ってしまう

相手が棒銀らしく歩をついてきました。基本的に歩を進めて来たら、歩で取ってしまって大丈夫です。

棒銀対策 歩で取る

歩でとってしまうと、相手の銀が前に出れるようになってしまいますね。

棒銀-相手の銀が出てくる

相手の銀がどこからでも攻めれる状況になってしまいました。一番迷うのは、この時にどこを動かせば良いのかということです。
それでは、次の手を見て見ましょう。

③角を一度逃す

③角を一度逃す

6六角と逃すような手が棒銀の受け方の一つとなります。でもこれでは、相手の銀が中に入って、そこから飛車を成られてしまう可能性があります。

相手の棒銀が攻めて来た

当然のように、相手は銀を進めてきました。後ろには飛車がいるので銀を取ろうとすると、飛車が入ってきて大変なことになります。

④相手の飛車の前に歩をつく

④相手の飛車の前に歩をつく

棒銀の受け方として有効なのが、相手の飛車の前に歩を指す手です。

相手は飛車で歩を取る

当然ながら、相手は飛車で歩をとります。相手に歩を渡してしまっただけになってしまいました。しかし・・・

もう一度、飛車の前に歩を指す

もう一度、飛車の前に歩を指すのが手です。先ほどと同じように飛車で取れば良いかと思えば大間違い!
この歩を取ってしまうと、6六に置いていた角で飛車を取ることができます。

飛車を逃す

飛車で歩は取れないので、逃すしかありません。ここで注目してほしいのは、飛車を逃してしまったことで、相手の銀と飛車の連携がなくなってしまったんです。
この次は自分の手番になります。

⑤相手の銀を取って、棒銀の受けが成功!

⑤相手の銀を取って、棒銀の受けが完了!

あとは相手の出て来た銀を取って、棒銀の受け方は完了です。相手には歩しかないので簡単に攻め込むことはできませんので、防御側の大成功となります。

いかがだったでしょうか、角を逃すというのが棒銀において痛いカウンターになります。特に初めたてに棒銀を覚えて使うと、カウンターに気づかずやられてしまうこともありますよ。
棒銀対策が理解できる-原始棒銀、角換わり棒銀、矢倉棒銀の対策

様々な棒銀戦法が存在する

今回紹介した棒銀は原始棒銀と呼ばれる、銀を使ったシンプルな攻め方になります。棒銀にはそのほかにも種類があって、角換わり棒銀や矢倉棒銀などがあります。

今後はこの他の棒銀の指し方や受け方についてもご紹介していく予定です。

棒銀を極めるのに読んでおきたい本

受け方を知っていると棒銀なんて通用しないのでは?と思うかもしれませんが、棒銀にも様々なレパートリーがあります。

簡単な棒銀は奥が深く、攻撃手段としてはとても優秀ですので、他の本も参考にぜひ高い攻撃力を身につけて見てください。

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井上慶太の居飛車は棒銀で戦え NHK将棋シリーズ

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中を立ち読みしてしまえば購入したくなること間違いなしの、わかりやすい棒銀の解説書。内容としては将棋講座をまとめたものなので、初心者の人でもわかりやすい内容に仕上がっています。
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著者 井上慶太

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ページ数 126ページ
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