将棋を楽しむために、将棋ウォーズをプレイしているという人は多いと思います。
そんな将棋ウォーズには棋力レーダーチャートと呼ばれる分析図があり、自分や相手の特徴をレーダーチャートという形で見ることができます。
今回は、棋力レーダーチャートの各項目の意味や見方について解説します。
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将棋ウォーズで見れる棋力レーダーチャートとは
棋力レーダーチャートとは、そのプレイヤーの強さを6つの項目で計測したものになります。
攻撃力や守備力などわかりやすいものから、芸術力や戦術力など評価基準のわかりにくいものもあります。
各項目の高い低いや平均値などをご紹介していきます。
将棋ウォーズの棋力レーダーチャートの項目
- 攻撃力
- 守備力
- 戦術力
- 芸術力
- 早指力
- 終盤力
棋力レーダーチャートの見方
将棋ウォーズの棋力レーダーチャートを各項目ごとに説明していきます。
何を基準に評価しているのを知ると、低い数値を高めることができます。
攻撃力
攻撃力は、攻撃的な手を放ったかどうかを数値として出しています。
自分から仕掛けたかどうかで数値が変動します。
居飛車や数値が高くなりやすく、捌きを得意とする振り飛車は低くなりやすいです。
守備力
守りや囲いをしっかりとするプレイヤーは守備力の数値が高くなります。
持久戦などを好んで指す人は圧倒的に攻撃力より高くなります。
攻撃力と守備力は棋風によって変わりやすい
攻撃力が低いからダメなのか、守備力が低いから負けやすいのかという訳ではありません。
急戦を好むか、持久戦でじっくりと指すタイプなのかという具合に、棋風が数値としてあらわれる項目なので、数値としては対になりやすいです。
戦術力
定跡に沿った指し方や、コンピュータが示す最善手を指すと評価が上がりやすい数値です。
戦術力が高ければ高いほど、負けにくいことがわかります。
戦術力が低い場合は定跡を見直そう
将棋ウォーズの戦術力が低い場合は、定跡から外れやすいことを意味します。
やはり定跡を知っていた方が勝率としては高くなるので、自分と同レベルの人たちと比較して戦術力が低い場合は、本などで定跡を学ぶのが良い上達方法となります。
芸術力
芸術力は定跡ではない手を指すと評価が上がりやすくなります。
特に初心者帯は戦術力よりも圧倒的に芸術力が高くなり、上達していくにつれて芸術力は低くなります。
将棋は定跡通りじゃなくて自由に指していい
芸術力が高いのは決して悪いことではありません。
将棋には確かに良い応手となる定跡はありますが、指し方は自由です。
また、定跡が正解と決めつけたら、新しい戦法や戦術は生まれません。
その可能性を潰さないためにも芸術力はあるのだと思います。
早指力
早指し力は少ない時間で指せたかどうかが評価される数値です。
経験者になればなるほど、自然とこの早指力は上がります。
初心者のうちは、早指力を上げようとする必要はなく、じっくりと手の意味を考えながら指すことが大切です。
終盤力
終盤力は大まかに言えば、勝率に直接的に影響する数値です。
対局に勝てば段位や級位の達成率が上がると同時に、終盤力も自然と高くなっていきます。
なので、終盤力が低いからといって詰将棋をすれば上がるという訳でもなく、全体の総合的な数値として活用することができます。
棋力レーダーチャートで自分の得意不得意を見つけよう
将棋ウォーズの棋力レーダーチャートは自分の得意不得意を見つけるようなこともできます。
課題も見つけることができるので、是非自分のアカウントで棋力レーダーチャートを見てみてください。
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