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レグスぺとは?将棋ウォーズでも使えるレグスぺの指し方や棋譜解説

今回は将棋の振り飛車側の戦法、レグスペについて解説します。
角交換四間飛車と穴熊を採用した戦法で、級位者帯や初段相手には充分に使える戦法です。

レグスペとは

レグスペとは

レグスペは振り飛車の戦法の1つで、角交換型四間飛車と穴熊を合わせた戦法になります。
奇襲寄りな部類に入り、受け方を知らない相手に対して研究で勝つと言うのがレグスペの狙いとなります。

正式名称 白色レグホーンスペシャル
手数 14手

対居飛車相手に使える振り飛車戦法

レグスペは対居飛車相手に使用する戦法でになります。
相振り飛車やこちらが居飛車の場合には採用できないので注意が必要です。

ポーンちゃん
ポーンちゃん
対居飛車に使える振り飛車戦法です

穴熊を採用するので守りが堅い

穴熊を採用するので守りが堅い

レグスペの囲いは穴熊を採用しており、守り面は充分といえる堅さです。
その分、囲うまでに手数が必要にはなる点は穴熊全部に共通している弱点です。

レグスペの手順


それでは、実際にレグスペの手順を見ていきましょう。
わからない箇所や覚えづらい手順はゆっくりと何度も繰り返して見てください。
レグスぺは後手番が使用しています。

角道を開けて飛車を振る

角道を開けて飛車を振る

レグスペは振り飛車の戦法なので、角道を開けた後は飛車を振ります。
基本的には四間飛車の形で採用することになります。
この後、角交換を行う都合上、四間飛車にして後で振り直す方がレグスペ側は指しやすいです。

自ら角を交換して弱点を守る

自ら角を交換して弱点を守る

相手が各道を閉じないのであれば、本格的にレグスペへと入っていきます。
角交換を行い、各打ちに弱い箇所を守っていきます。

囲いは穴熊を目指す

囲いは穴熊を目指す

銀を上げたら、後は穴熊を作っていきます。
振り飛車穴熊を作りレグスペの一般的な手順は完了となります。

レグスペの攻めの狙い

レグスペの形を作った後、どのような攻めの狙いを持って駒を動かせば良いのかご紹介します。
レグスペの手順と合わせて、攻めの狙いも覚えていきましょう。

2四歩で攻める

2四歩で攻める

レグスペの基本の狙いは2四地点の歩です。
棒銀のような攻めとなりますが、角を持っていることと、こちらが穴熊という堅い囲いを採用しているので相手の対策がなければ有利に攻め込むことができます。

角交換を振り飛車の攻めを活かす

角交換振り飛車の攻めはこちらの本を参考にすると、さらに攻めのバリエーションが増えて実戦でも勝てるようになります。

レグスペ自体があまり指されないので、奇襲のように相手に研究で勝つと言うことが可能です。
面白い戦法なので、是非活用してみてください。

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レグスペが指されない理由

レグスペの攻め方の解説であまり指されないとご紹介しましたが、どうしてレグスペは使われなくなったのでしょうか?

プロの対局でもレグスペは使われたことがあります。なので、決して弱い戦法ではないのです。

問題を挙げるなら、難しい局面になりやすく少しのミスで攻守が逆転する可能性が多い角交換四間飛車自体が指されなくなってきた背景もあります。
奇襲戦法として覚えるなら早石田などの魅力的な振り飛車戦法があるので、採用の優先度が自然と落ちてしまいました。

レグスペを実際に使ってみよう

今回はレグスペの指し方から手順まで解説しました。
今でも使える戦法の一つではあるので興味がある方は是非指してみてください。

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