将棋の駒の1つ、歩の動かし方について解説します。
歩は1人9枚持っており盤面を制圧していくためにも使う重要な駒になります。
シンプルながらも大切な歩の使い方を覚えましょう。
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歩の動かし方
歩は一マスだけ前に進めるシンプルな駒です。
最初に配置されている列から移動できず、また前に進むと後ろには下がれません。
どのタイミングで前に進んでいくのかが歩を使う上で重要となります。
歩の成り方
歩は相手の陣地に入ると、と金に成ることができます。
歩の時は前に一マスしか進めませんが、と金になると一気に動く範囲が増えます。
と金の動かし方
と金は、金と同じように動くことができます。
後ろ斜めの2方向にのみ進むことができせん。
前にしか進むしかなかった歩がと金になると、一気に強力な駒になります。
と金を作ることを意識して駒を進めましょう。
また、相手にと金を作らせないという動きも対局中は重要になります。
歩を持ち駒にするときの注意点
相手の歩を取ったり、自分の歩が取られた時に注意しておきたい点も覚えておきましょう。
相手のと金を取っても持ち駒は歩
将棋では相手の駒を取ると、自分の持ち駒として使うことができます。
歩も取ってしまえば、自分の持ち駒として使うことができます。
但し、と金になっている歩を取っても、持ち駒として使う時は歩の状態で使います。
と金にするには、もう一度相手の陣地に入ってと金に成る必要があります。
歩は最上段には置けない
歩を持ち駒から使う時、最上段には歩を置くことができません。
最上段に置くと歩は一切動けなくなるため、置くことが禁止されています。
二歩は禁じ手で反則負けとなる
歩を持ち駒から打つ時にはもう一つ気をつけないといけないことがあります。
歩が一つの列に2枚並ぶことを二歩といい、二歩をしてしまうと反則負けになってしまいます。
実際に将棋のプロの対局でも二歩が起きたことがあり、形勢に関係なく二歩をしてしまった側の負けとなりました。
アプリやオンラインでは、二歩は指せないように設定されていますが、OTBでは二歩を指すことができるので気をつけましょう。
また、歩がと金になっている場合は、同じ列に歩を置くことができます。
歩の動かし方を覚えたら手筋を覚えよう
今回は歩の動かし方、成り方について解説しました。
一番シンプルな駒に見えて、二歩や最上段には置けないなどの細かいルールがあることを覚えておきましょう。
歩は動きが単調に見えますが、歩を使った将棋の手筋がたくさん存在します。近いうちに歩の手筋も解説しますので、是非このサイトをブックマークなどしておいてください。
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