チェスをやってみたいけど、チェスの駒の数が多すぎて覚えるのが大変、そもそもどんな動きするのと気になっている方へ向けての解説です。
チェスの駒のこんなことが知りたい
- チェスの駒の種類はどれくらいあるの?
- 駒の動きはどうなってるの?
- そもそもコマの名前は?
このような疑問をこのページで解決することができます。
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チェスの駒の種類
チェスには全部で6種類の駒が使われます。
それぞれ名前や動きに違いがあるので、チェスで遊べるようになるには、各駒の種類を覚えることが必要不可欠です。
最初の項目では、チェスの駒の名前と簡単な動き方についてご紹介していきます。
チェスの駒の名前を覚えよう
名前 | 特徴 | 駒の価値 | 将棋での例え |
---|---|---|---|
ポーン | ポーンは前に1マスだけ進む駒で、1人8コマ持ってます。 | 1点 | 歩 |
ナイト | ナイトは馬の形をした駒で、独特な動きします。 | 3点 | 桂馬 |
ビショップ | 頭の部分が丸いつぼみのような形をしているのがビショップです。 | 3.25点 | 角 |
ルーク | 塔や城のような形をしているのがルークです。 | 5点 | 飛車 |
クイーン | キングより少し小さいのがクイーンです。見間違いやすいので気を付けましょう。 | 9点 | 角+飛車 |
キング | 頭に王冠をつけていて、最も大きい駒がキングです。 | ∞ | 玉 |
チェスで使われる駒の数は16コマ
チェスの対局では全部で16個の駒が使われます。
ポーンが8個、キングとクイーンは1個、それ以外は2個と覚えておきましょう。
ポーン | 8個 |
---|---|
ナイト | 2個 |
ビショップ | 2個 |
ルーク | 2個 |
クイーン | 1個 |
キング | 1個 |
チェスの駒の動き方
ここからは、それぞれのチェスの駒の動き方について解説します。
コマの種類によっては、ただ動くだけでなく特定の位置で特殊なムーブを行えるものもあります。それらも各駒の動き方と合わせてご紹介します。
ナイトの動き
ナイトは各方向の2マス先の斜め前に動くことができます。
チェスの駒の中では、唯一他の駒を飛び越えて動くことができる駒で、奇襲をかける時に使われる駒です。
最初は扱いが難しく、チェス何度もプレイしながらナイトの動きに慣れていく必要があります。
ビショップの動き
ビショップは斜め4方向にどこまでも動くことができる駒です。
将棋の駒でいうと、角と同じ動きをすることができます。
機動力がある駒で、序盤から攻めや守りに使っていくことができます。
ルークの動き
ルークは縦と横にどこまでも動ける駒です。
将棋の飛車の役割を担う駒で、攻め駒としてもかなり優秀です。
クイーンの動き
クイーンはチェスの駒の中で最強のコマになります。
動かし方は縦と横、そして斜めの全方向にどこまでも動けます。
クイーンで行けない場所はほとんどなく、チェックメイトや相手の陣地を攻撃していくのに使われます。
キングの動き
キングは全方向に1マスだけ動ける駒です。
チェスの駒の中では価値が最も高く、キングを取られてしまうとチェスでは敗北となります。
また、キングには特殊な動きの1つである、キャスリングという動きが可能です。
キャスリングはキングとルークの間に駒がない時、そして両方の駒を動かしていない時にできます。
ポーンの動き
チェスの駒において最も厄介な動きをするのがポーンです。
基本は1マスだけ前に進める駒なのですが条件によっては、2マス動いたり、斜め前に動くことができます。
基本的な動き | 前に1マス進める |
---|---|
初期位置にいる場合 | 1マスか2マスどちらか選んで進める |
斜め前に相手の駒がある場合 | 斜め前に進んで駒を取る |
目の前に相手の駒がある場合 | 前に進めない |
一番奥へ進んだ場合 | キング以外の好きな駒に変身する |
2マス進んだ相手のポーンの隣にいる場合 | 斜め前に動いて相手のポーンを取れる |
ポーンの駒の動きを簡単にまとめると、こんなにもたくさんあります。
特に、一番最後の動きはアンパッサンと呼ばれ、ポーンの中でも分かりづらい動きです。
チェスの駒の種類を覚えたら遊んでみよう
以上がチェスの駒の種類と動かし方になります。
最初は複雑なように見えますが、いざ遊んでみると簡単に覚えることができ、直ぐにチェスが楽しくなってきます。
CPUや友達と持ち時間のない対局を行い、1駒ずつ動きを確認しながら遊んでみると覚えやすいですよ。