カテゴリー
チェス

ポーンを不用意に動かさないことがチェスのセオリー~チェスで強くなれる方法

カテゴリー
チェス

チェスがグングン上達するコスパ最強の勉強方法

カテゴリー
チェス

チェスのコンピュータ対戦で強くるなる方法~CPUをうまく活用するには?

チェスでは様々なサービスやアプリを利用してコンピュータと対局することができます。
また、多くのエンジンがGM以上の実力を発揮してしまいます。

それだけ強いのですから、チェスはCPUと対局をすれば強くなれるのではないだろうかとお考えの方もいるのではないでしょうか?
実は、あるレート帯ではCPUとの対局を繰り返すことでチェスが上達します。

今回は、チェスのCPUと対局することで、チェスは上達するのかについてご紹介いたします。

チェスのCPUはプロ以上のレートを持つ

チェスのCPUはプロ以上のレートを持つ

チェスのコンピュータエンジンにはいくつかの種類があります。
代表的なエンジンのほとんどのレートはマスター以上の実力を持っています。

もしも、チェスエンジンの最高レベルを真っ向勝負で打ち負かすことができるのであれば、あなたの強さは世界レベルに匹敵するものと言えます。

CPUと対局してチェスの腕前は上達する

CPUと対局してチェスの腕前は上達する

ここから本題なのですが、CPU・コンピュータと対局することでチェスの腕前は上達するのでしょうか?
どのプレイヤーも上達する訳ではありませんが、初級者~中級者間の上達には非常にCPU・コンピュータ戦は役立ちます。

あなたのレベルは下記を参考にしてください。

  • ~900 初心者
  • 900~1400 初級者
  • 1400~1700 中級者
  • 1700~2100 上級者
  • 2100~ 最上級者

CPU・コンピュータとの対局で上達するチェスの技術

CPU・コンピュータとの対局で上達するチェスの技術

チェスの練習の一環として、CPU・コンピュータとの対局は有益になることがあります。
条件はありますが、初級者~中級者間の方には特に効果的なのでご紹介いたします。

チェスのCPU・コンピュータと対局すると悪いポジションが見えるようになる

ポーンちゃん
ポーンちゃん
レート2750のCPUが白番です。終始、押され続けて最初の差がどんどんと広がっていきます。

チェスのCPU・コンピュータと対局することで、小さな悪手筋が見えてくるようになります。
ここで言っている悪手というのは、明らかミスによる駒損ではなく、小さなほころびから生まれた悪手です。

対人戦ではお互いに見逃してしまうような悪手筋もCPU・コンピュータはしっかりと咎めてきます。
強いCPUと対局すると、たった1つのポーンを取られただけでグイグイと責められるようになります。

実際の対局でも相手とのポジションの良し悪しが見えてくる

実際の対局でも相手とのポジションの良し悪しが見えてくる

ポーンちゃん
ポーンちゃん
中央の相手ポーンが固いので、フィアンケットしても将来的に活躍が難しそう。

自分の些細な悪手に気づかされることで、自分と相手とのポジションの差に気づけるようになります。
ここでいう悪手というのはタクティクスのような、必ず駒得をするような状況ではなく、得られるものは1ポーンの有利だったり盤面での良さです。

結果的に悪い手を指さないようになれる

結果的に悪い手を指さないようになれる

CPU・コンピュータとの対局を繰り返すことで得られるのは、悪い手を指さないようになることです。
この恩恵を最もうまく活用できるレベル帯が初級者から中級者の間となる訳です。

チェスのCPUやコンピュータと対局しても上達しにくい条件

チェスのCPUやコンピュータと対局しても上達しにくい条件

先ほども書いた通り、最もCPU・コンピュータと対局して最も恩恵を受けるのは、初級者から中級者の間だと思われます。
逆に他のレベル帯だと、上達しない訳ではありませんが効率の良い練習方法とは言えません。

また、うまくCPUやコンピュータを活用するための条件もありますのでご紹介します。

初心者は他に効率の良い練習方法がある

ポーンちゃん
ポーンちゃん
CPUと戦う以外にも上達の早い練習方法がたくさんあります。

初心者の場合、CPU・コンピュータとの対局を繰り返すことで上達はするものの、他の練習方法の方が明らかに効率は良いです。

CPU・コンピュータとの対局でのメリットはポジションの良し悪しの判断や、エンドゲームの正確性などを鍛えることにあるので、初心者には少し早いのです。

まずは、対局になれることやタクティクスを解くことなどを優先したほうが良いでしょう。

中級者以降のレベルでは悪手を指さないだけでは勝てない

CPU・コンピュータとの対局で得られるメリットはザックリ言うと、悪手を指さないようになれるということです。
中級者や上級者以降の戦いでは、悪手を指さないだけでは勝てないため、CPU・コンピュータとの対局でのメリットは下がります。

自分より強いCPU・コンピュータと対局すること

自分より強いCPU・コンピュータと対局すること

チェスの練習として活用するのであれば、自分より強いレベルのCPU・コンピュータと対局することが必至です。
できれば、あなたのレートから自動でレベルを合わせてくれるエンジンがお勧めです。

偏らない練習方法を心がける

今回はチェスのCPU・コンピュータにだけ焦点を当ててご紹介していますが、最も大事なのはあなたの苦手な部分を克服する練習方法や得意を伸ばす鍛錬です。

あなたが、CPU・コンピュータとの対局で得られるものが必要であると感じた時、最も恩恵を得られる瞬間なのではないでしょうか。

明らかな駒損もなくなってきたし、簡単なエンドゲームも理解できているのに、中盤で差が開いてしまうという時、なぜか勝てないという時に活用できると思います。

チェスが上達するおすすめの本

1位
ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス

1188円(税込)

チェスをこれから始める初心者から初級者向け

チェスプレイヤーでもある渡辺暁さん著者の初心者向けの本。駒の動かし方から活用方法まで初心者から初級者向けによくまとめられた本です。わかりやすさで言えばダントツでオススメできる本なので、これから始めたいという人に是非手にとって欲しい一冊です。
発売日 40293
ページ数 194ページ
著者 渡辺暁


2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン

3位
渡辺暁のチェス講義

渡辺暁のチェス講義

2200円(税込)

初級者から中級者を目指せる本

この1冊は初級者向けの本として非常にオススメの一冊です。初級者から中級者になるための、ミドルゲーム、エンドゲームを中心にまとめられており、勝ちの状況を作るための中盤の考えや動きがしっかりと紹介されています。何度も読み返すことでレートを上げることも可能と思います。
発売日 2012/7/6
ページ数 238ページ
著者 渡辺 暁
画像出展 amazon

カテゴリー
オープニング チェス

シシリアンディフェンスの指し方や手順、対策などを徹底解説

チェスのオープニングのディフェンス方法の一つとして知られるシシリアンディフェンス。
黒番としての勝率が高く、多くのチェスプレイヤーに使用される戦術を詳しく解説いたします。

こんな情報をまとめています

  • シシリアンディフェンスの指し方を覚える
  • シシリアンディフェンスのバリエーションや攻め筋を理解する
  • 相手がシシリアンディフェンスをしてきた時の対策方法

シシリアンディフェンスの定跡、手順

ポーンちゃん
ポーンちゃん
シシリアンディフェンスはe4に対するディフェンス方法です。

まずは、シシリアンディフェンスの定跡、手順をご覧ください。
相手のe4に対するディフェンス方法で、c5と返すのがシシリアンディフェンスです。

シシリアンディフェンスの狙い

シシリアンディフェンスの狙い

まずは、シシリアンデェフェンスの狙いから把握してみましょう。
定跡を覚える時は、定跡の目的や意味を理解すると頭に入りやすく、チェスで強くなれます。
 

非対称の局面を作成する

シシリアンディフェンスの狙い① 非対称の局面を作成する

シシリアンディフェンスの狙いとして、一般的なe4に対して、中央を支配しながらも非対称な局面を作ることが序盤から可能です。
チェスは白番が有利と言われているので、非対称に作ることで複雑化し黒番側のチャンスを増やします。
 

中央の支配を外側から守る

中央の支配を外側から守る

シシリアンディフェンスでは、中央を外側から守るような動きになります。
白と比べると凹凸な陣地を作り丁寧に構えた、カウンターを狙った動きが可能となります。

シシリアンディフェンスのバリエーション

シシリアンディフェンスのバリエーション

シシリアンディフェンスの定跡では、代表的な4つのバリエーションが存在します。
それでは、各バリエーションの手順や目的を覚えてみましょう。
 

ナイドルフバリエーション

ポーンちゃん
ポーンちゃん
手堅く指したい人に向いています。

ナイドルフバリエーションは確実に守りを固めるていく手筋で、ジワジワとリードを狙うことができます。
手堅く黒番を指したい方、捌きが上手い方におすすめです。

 

ドラゴンバリエーション

ポーンちゃん
ポーンちゃん
攻撃的な展開を作ることができます。

ドラゴンバリエーションは、シシリアンディフェンスの攻撃的な変化です。
フィアンケットすることで中盤以降の反撃を狙います。
 

クラシックバリエーション

ポーンちゃん
ポーンちゃん
古典的な展開で、中央の支配を目指します。

クラシックバリエーションは、中央支配を争う王道と言えるバリエーションです。
カウンターというよりは、白番の動きに合わせて陣を組み立てるイメージです。
 

シュエヴェニンゲンバリエーション

ポーンちゃん
ポーンちゃん
ポーンの形を優先した、上級者向けの動きになります。

シュエヴェニンゲンバリエーションは、様々な局面に変化しやすい上級者向けと言えるバリエーションです。
柔軟なポーンフォーメンションが可能で、変幻自在という言葉がイメージに近いです。

シシリアンディフェンスからの攻め方

シシリアンディフェンスからの攻め筋

ここからは、実際にシシリアンディフェンスを指して、どのように相手に反撃するチャンスを作っていくのかご紹介します。
 

中央のナイトを追い払い攻める

中央のナイトを追い払い攻める

中央に出てきたナイトはこれ以上先には簡単に進めません。
黒番は駒組みを意識しながら、相手のナイトを追い払う1手を作ることが可能です。
 

ナイトやポーンで中央の支配を継続する

ナイトやポーンで中央の支配を継続する

ナイトやポーンを繰り出し、センターの支配を目指します。
非対称な形だからこそ、白番が一方的に攻めるようなことは難しく、局面をより難しくします。
 

フィアンケットで対角線上を支配し攻める

フィアンケットで対角線上を支配し攻める

シシリアンディフェンスへの対策

シシリアンディフェンスへの対策

それでは、相手がシシリアンディフェンスを指してきた場合、どのように対策、対処すれば良いのか解説します。
いくつか手段や考えがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
 

シシリアンディフェンスには早い攻めが有効

シシリアンディフェンスは相手と非対称な守りで、カウンターを狙っていくようなディフェンスです。
相手の守りが完成する前に、早い攻めを仕掛けることで相手に準備をさせないプレイが可能です。
 

フィアンケットには早めの交換で対処

フィアンケットには早めの交換で対処

シシリアンディフェンスのフィアンケットは反撃を狙った駒組みです。
可能なら、早めに交換してしまい相手の攻めのチャンスをなくしておきましょう。

フィアンケットは早めに交換

 

キングサイドのポーンで攻撃を仕掛ける

キングサイドのポーンで攻撃を仕掛ける

シシリアンディフェンスは側面からセンターを守るので、センターから真正面の攻撃を仕掛けるのは得策ではありません。
キングサイドを活かした片側からの攻めが有効です。

シシリアンディフェンスを学べる絶対読むべき一冊

最後に、おすすめのシシリアンディフェンに関する本をご紹介します。
実践で使える戦術やアイデアが詰まっているので、こちらの本を購入してみてください。

チェスが上達するおすすめの本

1位
やさしい実戦集 (チェスマスターブックス

やさしい実戦集 (チェスマスターブックス

805円(税込)

様々なオープニングを学べるおすすめの一冊

シシリアンディフェンスはもちろん、そのほかの代表的なオープニングも登場するので、まだどんなオープニングを指すかは決めていないという人におすすめの本です。これから、自分の戦術を固めていきたいという人は買いの一冊です。
発売日 2011/1/18
ページ数 199ページ
著者 有田 謙二
画像出展 amazon

カテゴリー
チェス ミドルゲーム

チェスで相手の陣地を崩す方法~チェスで強くなる攻め方について

チェスは中盤からより難しくなっていう
チェスの序盤が終わって、中盤に差しかかるタイミングでどうやって攻めて行けば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、チェスにおいて相手の陣地を崩すための攻め方のコツをご紹介します。
是非、初心者の方は参考にしてみてください。

チェスの攻め方がわからない状況とは?

チェスの序盤は所謂、駒組と言われる展開になります。
攻撃というよりは、自陣から動きやすくするように道を開けていくような流れとなります。

いきなり奇襲を仕掛けるような戦法もありますが、オーソドックスな定跡だとある程度駒展開が進むまでは緩やかです。

駒展開が終了した後の動き

各駒の展開が終わった後がチェスの中盤となります。
しかし、初心者の多くがこの地点からどう動かせば良いのかわからなくなります。

特に白番だと、相手よりも手番が先のため自分から動かないといけません。
黒番はその手に合わせて動くことができるので、指し手に迷わないため、勝率が高くなりやすいです。

動いた先が相手に取られる状況

序盤だと多くの駒が残っているので、駒の動かし先が何かしらの攻撃対象になっていることも多いです。
そのため、動かしたくても動かせない状況で、何を動かせば良いのかわからなくなってしまうのです。

まずは相手の弱点を探す

動かし先がないからと言って、適当に相手に手番を渡してしまうのは得策とは言えません。
そこで、相手の弱点となりやすい場所を探すことが中盤では必要となります。

 

ポーンで守れない駒が弱点になりやすい

手っ取り早い弱点の見つけ方として、相手がポーンで守れない地点や駒というのは弱点になりやすいです。
つまり、攻撃のねらい目は相手の駒を迎え撃つような形ではなく、相手陣地側を中間や後ろから崩していくことになります。

駒が動いたら取れる状況を作っておく

中盤の最初の方は駒組もしっかりしているので、無暗に相手陣地側の駒を攻めようととしても追い払われるだけです。
なので、相手の駒が動いてきそうな先に対策をしておくという指し方があります。

弱点を攻めるという考えよりは守り寄りな考えですが、安定してエンドゲームまで持っていきやすい戦い方でもあります。

 

ビショップを使った守りと攻めの両立

ビショップは、守りと攻めのどちらにも使える優秀なマイナーピースです。
相手の攻撃先を防ぐ時はビショップを活用していくと、強固な守りを維持しながら攻撃の準備も可能です。

そのため、ナイトとよりも若干価値が高いと言われています。

駒得だけが攻撃ではない

チェス初心者のうちは、攻撃手段と聞くと最終目標を相手よりも多くの駒を取るということに定めがちです。
しかし、チェスにおける攻撃目標は駒得以外にもいくつかあるのでそれらを覚えておきましょう。

ファイルの支配を目指すなどの目標を持つ

ファイルとはチェス盤の縦の列のことを言います。
ポーンがなくなったファイルをルークのような縦一直線で進める駒で陣取ることをファイルを支配したと呼びます。

ファイルを支配することで、様々な攻撃の拠点となります。
ファイルの支配の有効性や、方法などは別の記事で詳しくご紹介します。

相手のポーンの構造を悪くさせる

これは早い段階で覚えた方が良い、チェスの攻撃手段の一つです。
取って取られてを繰り返すと±0ですが、取り返された後に相手のポーンの構造が悪くなることを攻撃の目標とします。

悪い構造の代表として、1列にポーンが2つあるダブルポーンや、ファイルを開けてしまうような動きがあると悪い構造になったと言えます。

こちらも、詳しく話すと長くなるので、詳細は別の記事でご説明します。

自分がされて嫌なことを覚えて攻めのバリエーションとして使おう

チェスを勉強する上で、アプリやソフトの解析を利用して、最善の1手を確認することは多くの方がやられていると思います。
攻撃手段を学ぼうとするのであれば、自分の判断値が悪くなったきっかけとなる相手の手を確認してみてください。

悪い手を指してしまうような状況を作られているので、そういったところから攻めのバリエーションを学ぶことができます。
特に自分が大敗した時には確認してみるのをお勧めします。

チェスが上達するおすすめの本

1位
ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス

1188円(税込)

チェスをこれから始める初心者から初級者向け

チェスプレイヤーでもある渡辺暁さん著者の初心者向けの本。駒の動かし方から活用方法まで初心者から初級者向けによくまとめられた本です。わかりやすさで言えばダントツでオススメできる本なので、これから始めたいという人に是非手にとって欲しい一冊です。
発売日 40293
ページ数 194ページ
著者 渡辺暁

2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン

カテゴリー
チェス 上達方法

チェスで強くなる10の秘訣〜GMから学ぶ強さとは?

どうすればチェスでもっと強くなれるのか?
今回は、チェスのチャンピオンが共通して持つと言われる強さの秘訣についてご紹介したいと思います。
参考にできるものもあれば、さすがにこれは真似できないなというものもありますが、上達の参考にしてみてはいかがでしょうか?

1チェスに対する熱意がある2野心を持つ

強くなるためには野心を持つ必要があります。
野心と聞くと目標という意味合いが近いと思いますが、将来的な目標ではなく、目の前の対局から貪欲に勝利を狙うのが上達のコツです。
駒損して、あーもうこのゲームはダメだと慌てず、野心を持って取り組むことが大事です。

3ハードワーク

トレーニングは上達において欠かせません。
本を読む、タクティクスを解く。上達を考えている人はみんなが取り組んでいることです。
ですから、そういった人達よりもさらに上を目指すには、ハードワークが必要です。

4何事も忍耐が必要

持っていると必ず役に立つのが忍耐力です。
いくら頑張って練習や勉強をしても、時間分の成果を得られないこともよくあります。
折角、オープニングを覚え、タクティクスも多くこなしたのに、それでも負ける。
そんな時こそ、忍耐力が必要です。

チェス上達において重要なのは、日々の改善です。

5強い性格

強い性格を持っていることがチェスの上達において重要と言われています。
なんとなく、なるほどねとイメージはつくかも知れませんが、強い性格を盤面に出さなければいけないということです。

あなたの性格。個性を盤面で出していく!
勉強や定跡だけで培った能力だけでは、手詰まりしてしまうようです。
それは、自分に自信を持って指すという意味でもないでしょうか?

6勝ちたいという意欲

2番の野心と近いようにも思えますが、勝ちたいという意欲がチェスの上達において重要です。
どんな相手にも勝つんだという闘志がなくなってしまえば、それはあなたが上達への天井を自分から作ったということです。

7性格

チェスが強い人は、正確もユニークなんだとか。
もしも、あなたが周りの人とちょっと違った性格を持っているのであれば、強いプレイヤーになれる可能性が十分にあるということです。

あなたは、他の人にない部分を持っていますか?

8自信

強いプレイヤーは自身を持っている。
強いのだから自身を持っていて当然だとは思いますが、強いから自身を持てるのか、自身があるからこそ強いのかということです。

変な話、ノータイムで自身を持って指した場合、それが悪手であったとしても相手は精神的にダメージを負います。ただ、相手も自身を持っていた場合、ダメージは追わないかも知れませんがね笑

9集中する能力

集中力はチェスにおいて非常に大事です。
そして、集中力はチェスを真剣に取り組めば身につけることができるものです。
最初に繋がることかも知れませんが、熱意あってこその上達です。

10適応

アナタが強くなるきっかけを見つけるとしたら、それは負けたゲームの中にこそあります。
負けたゲームであなたが対応できなかった手を対処できるようになった時、間違いなくあなたは上達していると実感できます。

きっとこの先、全勝でチェスを続けることはできません。
あなたが強くなる度に勝利を得ると同時に、敗北することにもなります。

負けたゲームにこそ、あなたの上達の近道が隠されているはずなので、適応という言葉を持って、負けたゲームの分析を続けましょう。

一度に全てを達成しようとしなくても良い

今回は、歴代のチェスチャンピオンの強さの秘訣というか、共通して持っているものをご紹介しました。
どれも意識が高いので、最初のうちから全てをこなそうとするのは難しいと思います。

自分でもこれはできそうだなと思えるもの、2~3個から意識してみましょう。

チェスが上達するおすすめの本

1位
ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス

1188円(税込)

チェスをこれから始める初心者から初級者向け

チェスプレイヤーでもある渡辺暁さん著者の初心者向けの本。駒の動かし方から活用方法まで初心者から初級者向けによくまとめられた本です。わかりやすさで言えばダントツでオススメできる本なので、これから始めたいという人に是非手にとって欲しい一冊です。
発売日 40293
ページ数 194ページ
著者 渡辺暁

2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン

カテゴリー
チェス ミドルゲーム

【次の1手がわからない】チェスのミドルゲームで何を動かしたら良いか迷った時の対処方法

駒展開を行うオープニング後に、指し手に困ったことはありませんか?

・定跡通りに指した後、何を目的として動かせば良いのだろう?
・動かすと必ず悪手になってしまい、ズルズルと負けに繋がる

このように、オープニング後にどのように駒を動かしていけばいいのかわからないという初級者の方向けに、ミドルゲームのコツをいくつかご紹介いたします。

チェスにおいて最も複雑な展開となるミドルゲーム

チェスでは、序盤のことをオープニング、中盤となる駒の取り合いをミドルゲーム、終盤をエンディングと言います。
それぞれの特徴を挙げるとすれば、

オープニングは、開始から駒展開までを行います。目的はミドルゲームに備えて、良いポジションを取得していくことです。

ミドルゲームは、駒展開を終えた後に、戦略や戦術を駆使して相手より有利な盤面を目指して駒を動かしていきます。言わば、敵軍に向けての攻撃となります。

エンディングは、互いにある程度の駒交換を終えて、相手のキングの詰みを目指します。

序盤、中盤、終盤と続くのでどの部分もおろそかになってはいけませんが、初級者のうちで最も戦況に影響を与えるのが、それぞれを繋ぐ中盤になります。

中盤が苦手だと、オープニングで得たリードはすぐに失い、エンディングでは相手有利の場面で迎えることになります。

ミドルゲームで強くなるためにはタクティクスを解くが正しい?

さて、ミドルゲームの大切さは説明しなくとも、チェスをプレイしたことがある人ならば、耳が痛いほどわかっていると思います。
では、どうすればミドルゲームを上手く指しこなせるようになるのか?

その答えとしてよく挙げられるのが、タクティクスによる戦術練習です。
タクティクスとは、将棋における詰み将棋や次の一手などにあたります。将棋でも同じように、詰み将棋を解くことは強さに直結すると言われています。

チェスでも同じです。何度も何度も問題を解くことで、複雑な盤面にも対応できるようになり、強くなります。
また、アプリやwebサイト内でたくさんの問題に無料で取り組むことが出来ます。

たくさんタクティクスを解いたのに実戦で上手くいかない

ミドルゲームで強くなるためにタクティクスにたくさん取り組む人も多いことでしょう。
しかし、中にはこんな壁を目の前にする人もいます。

多くのタクティクスを解けるようになったのに、対局中に見つけることができない!

タクティクスは解決の糸口が必ず準備されていますが、それは、事前に良いポジションやスペースを確保したために起こることです。
つまり、タクティクスを解けるようになることも大事ですが、ミドルゲームでゲームが均衡している際中の駒の動かし方や考え方も重要なのです。

タクティクスは良い状況であるプレイヤーに訪れるという格言もあります。
ミドルゲームに突入した1手目で悪手を指してしまうこともあるので、失敗をおかさないために次のようなことを心がけてみてください。

ミドルゲームでのピースの動かし方

ここからは、あなたがオープニングを指し終え、自分に手番が回ってきていることを想定して進めます。
現段階では、駒得する手段もなければ、相手の弱点らしい弱点もないと思って下さい。
こういう場面では、動かせる駒が多いのでたくさんの可能性を感じますが、ほとんどは悪手へと繋がりますので、慎重に進めなければいけません。

攻撃できる範囲を広げる

どこに何を動かせばよいのかわからずに混乱に陥ってしまった場合は、攻撃できる範囲を広げることを意識してみてください。
1つの方法として、ポーンを前進させるという方法があります。
大抵のオープニングはセンターを支配することを考えられており、サイドには自由なスペースが残っています。
ナイトの逃げ道になるし、相手からのカウンターアタックを通すきっかけとなりますが、ポーンで攻撃範囲を広げることを意識して動かすと、自分は動きやすくなる一方で相手には窮屈な盤面を強いることができます。

ただし、無理なポーンプッシュは厳禁です。
ポーンは一度進むと戻れない駒なので、自分から弱点を作りにいっていないかを考慮して進めます。
弱点というのは、相手から攻撃の対象になるような場所のことを指します。

また、ポーンで守れなくなってしまった場所をホールと言います。
特定マスにある両側のポーンが既に前進して、ポーンで守り切れない状態のことを指しており、ホールはマイナーピースやメジャーピースでしかカバーできません。
そのため、相手にホールに入られてしまうと攻撃するのが非常に厄介で、駒損のきっかけを相手に与えやすくなってしまいます。

相手が侵入してきそうな場所を事前に潰す

初心者のうちは無理な手を動かすよりも、相手のきつい攻撃に備えておく方が事故を減らすことができます。
相手のビショップやナイトが攻め込める位置にポーンを進めて、事前に守っておくという手法です。
手堅いゲーム展開になりやすく、あまりにも守りに徹してしまうとボロが出てしまうので、守りが薄い場所だけで大丈夫です。

オープンファイルを作る

チェスの縦の列のことをファイルと言います。
そして、ファイルにポーンがない状況をオープンファイルと言います。(相手のポーンが残っている場合はセミオープンファイル)
オープンファイルはルークやクイーンの攻撃が最大限に活かされるので、オープンファイルを持っている方は有利に立ち回ることができます。

逆に、オープンファイルを相手に作らせないことも重要です。
相手のポーンがタダで取れるから取ったり、相手が相手陣地で駒交換を狙ってきた場合はポーンの配置に要注意です。

攻める場所は1点に絞る

初心者のうちに覚えておいて欲しいのが、攻める場所は1か所に絞った方が良いということです。
チェスにおいて、攻める場所は大きく分けて3か所あります。
センター、キングサイド、クイーンサイドですね。もっと簡単に言えば、左側、真ん中、右側から攻めるということです。

もし、あなたがどこから攻めれば良いのか迷ったら、1か所に決めた方が良いです。
実はバランスよく全体を使って攻めるというのは難しいことで、動かせば必ずどこかが手薄になります。
最初のうちは、次の手で迷った時にあっちこっちと動かしてしまうので、自分が攻撃しやすいと思える場所の開発を進めていくのがお勧めです。

もちろん、相手も迎え撃ってきたり、逆側から反撃してきたりしまので、1か所に固執して、他を捨てるようなことがないように気を付けましょう。

ミドルゲームは経験数が大事です

今回は、初心者がミドルゲームで次の手に迷った時のアドバイスとしてまとめてみました。
ミドルゲームはゲームの勝敗をつける非常に大事な局面です。
最初のうちは、駒損をせずに相手との距離を縮めていくことや、タクティクスのある盤面を迎えるために、なるべく多くの駒を使って進めていきましょう。

チェスが上達するおすすめの本

1位
ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス

1188円(税込)

チェスをこれから始める初心者から初級者向け

チェスプレイヤーでもある渡辺暁さん著者の初心者向けの本。駒の動かし方から活用方法まで初心者から初級者向けによくまとめられた本です。わかりやすさで言えばダントツでオススメできる本なので、これから始めたいという人に是非手にとって欲しい一冊です。
発売日 40293
ページ数 194ページ
著者 渡辺暁

2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン

カテゴリー
オープニング チェス

初心者はチェスのオープニングを勉強する必要はない?

チェスをやり始めて、駒の動きを覚え、しばらくプレイしていると「オープニング」という言葉に出会うと思います。
オープニングというのは、序盤の定跡をあらわし、それぞれにはユニークな名称がつけられています。

ルイロペスやクイーンズギャンビットなどがあり、その名称は時に、あなたのプレイスタイルや信念に値するものとして考えられることがあります。
しかし、チェス初心者の方に知っておいて欲しいことは、オープニングが決して重要でないということです。

オープニングが本当に必要になるにはレート2100以降?

オープニングが本当に必要になるにはレート2100以降?

オープニングに関して、しばしばこんな質問を見かけます。

「白で勝率が高いオープニングはどれですか?」
「初心者でも勝ちやすいオープニングはどれですか?」

データベースによって、オープニングごとの勝率を確認することができますし、攻撃的なオープニングや受動的なオープニングが存在するのも事実で、ついついそれらの情報を求めてしまいます。
なんせ、オープニングというのはゲームの始まりであり、始まりで差をつけられてしまっては、たまったものではないと考えるからです。

しかし、多くの上級者がレート2100未満の者はオープニングに時間を浪費するものではないと言います。
つまり、オープニングを学ぶことが強さには直結しないということです。

オープニングで得られる利は微々たるもの

ポーンちゃん
ポーンちゃん
オープニングは大事だけど、勝率だけなら中盤、終盤力の方が重要です。

オープニングは白の勝率を爆上げするようなものではありません。あくまでも、自分の得意なポジションへ均衡に持っていくための定跡だと思ってください。

ですから、オープニングだけで勝率を上げるということは、そもそも難しいのです。
プレイヤーによっては、オープニングごとに勝率が異なることに気づくでしょう。つまり、これがオープニングによる恩恵だ!と語るかも知れませんが、それはあくまでもあなたが戦略を立てやすい盤面だからというのがオープニング否定派の意見だそうです。
また、あなたが勝利した相手は、オープニングに固執した結果ではないとも言います。あなたのスキルが単純に勝っていたからであると言います。

と言うのも、オープニングで得られる差というのは、それほど多くなく、初級者帯であれば、たった1手の悪手で状況は覆ります。

白の初手だけで勝てるようなものはチェスとは言わない

オープニングに縛られず、もっとゲーム自体を楽しめよ!というのが否定派の意見です。
逆に、オープニングを覚えることによる恩恵は確実にあるという肯定派の意見もあります。

初級者がオープニングを覚えるメリット

初級者がオープニングを覚えるメリット

私が聞いてきた意見の多くは、オープニングは初級者において重要ではないということですが、逆に重要性を訴える人もいます。

オープニングで得られるメリット

  • 序盤の時間を短くできる
  • 不利にならない

まずよく言われるのが、時間の短いラピッドやブリッツにおいて、オープニングを知っていれば序盤の使用時間を短縮できるという意見があります。
そして、序盤で極端に差が開かないというメリットがあると言います。

必須ではないとは言え、多少のルートは覚えておいた方が良いのも事実です。

オープニングを学ぶ上で覚えておきたいこと

どのオープニングにも共通して言えることとして、ただ手順を暗記するのではなく、手の意味を考えて覚えることが重要だと言われています。
これに関しては、否定派も肯定派も同意見です。

しかし、日本だと各目的にことについて詳しく解説しているサイトは少ないですね。多角的にオープニングの手の意味について知るには、海外の情報サイトに触れてみるのが一番良いです。

そして、理論だけ覚えていても仕方がありません。
ある程度の動きが理解できたら、自分で実際に使ってみることが大切です。
実際に対局で使用することで、自分にあっているのか、合っていないのかがわかると思うので、何度もプレイしてみてください。

ポーンちゃん
ポーンちゃん
オープニングの指し方や狙いなどはこちらのページで紹介しています。

チェスのオープニング集

オープニングには期待しすぎないようにする

オープニングに多くの期待を持ちすぎることが初級者のうちは多いので、期待しすぎないように絶対たるオープニングはないと覚えておいてください。
また、オープニングに属するという考え方はも控えた方が良いかも知れませんが、セオリーを知るという点でも役に立つので、どれか一つに絞ってプレイを続けてみることをオススメします。

今回は、オープニングが絶対的なものではないというお話でした。

チェスが上達するおすすめの本

1位
ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス

1188円(税込)

チェスをこれから始める初心者から初級者向け

チェスプレイヤーでもある渡辺暁さん著者の初心者向けの本。駒の動かし方から活用方法まで初心者から初級者向けによくまとめられた本です。わかりやすさで言えばダントツでオススメできる本なので、これから始めたいという人に是非手にとって欲しい一冊です。
発売日 40293
ページ数 194ページ
著者 渡辺暁

2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン

カテゴリー
オープニング チェス

ルイロペスの指し方・攻め方や考え方など〜チェスオープニング

今回は初級者から上級者まで幅広く人気のチェスのオープニングである、ルイロペスについてご紹介いたします。
スペイン発のオープニングとして知られるルイロペスは、知名度も抜群で多くの人がプレイしているゲームです。

ルイロペスの勝率から、展開におけるポイントについてご紹介しますので、オープニング選びで困っている初級者の方は是非ご覧ください。

ルイロペスとはどんなオープニングなのか?

ルイロペスとはどんなオープニングなのか?
最高レベルでプレイされるルイロペスにはたくさんの特徴があります。
万能ではある一方で黒側の対策も多く、複雑なゲームになりやすいです。
それでも、初級者におすすめされるオープニングです。

ルイロペスの特徴

ここからは、ルイロペスの具体的な特徴についてご紹介いたします。勝率からゲーム展開がどのようになっていくかなどをご紹介するので、自分のプレイスタイルに最適かどうか判断してみてください。

まずは、こちらの1局を見て、ルイロペスの流れをなんとなく把握しましょう。

ルイロペスの勝率は38% 引き分けが37%

勝率は高めで、引き分けの確立も高く、負けの確立は25%と低めのレートを誇ります。初級者のうちは、引き分けはは起こりにくいので勝ち負けだけで見れば優秀なオープニングと判断できます。

複雑なゲーム展開になりやすい

初級者におすすめされるルイロペスの特徴として、複雑なゲーム展開になりやすいことが挙げられます。
序盤から黒への圧力が強く、敵の不意をつくような優れた場面に出くわすことも多いです。
その一方で、黒側にも様々な対策やバリエーションが準備されており、相手によって毎回異なるゲーム展開になりやすいです。

まだまだ可能性が広く、学ぶことでどんどん強くなる

ルイロペスの定跡のなかでは、30手まで開発進んでいる手順もあります。
研究においても圧倒的に他のオープニングとの差があるのです。
しかし、チェスのトッププレイヤーはみな口を揃えて言います。

「ルイロペスにはまだまだ可能性があり、500年研究されてきた今でも広がりを見せ続ける。」

学ぶことでどんどん強くなるオープニングとして、初級者だけではなく上級者からも一目置かれています。

一方で、ルイロペスを苦手とする人も多い。

これほどの高評価をされながらも、ルイロペスを苦手とする人も多いのが事実です。
というのも、多くの研究が施されているので覚えないといけないことが多いですし、さらに最前線は走り続けている状況です。

可能性を秘めている分、ルイロペスをある程度使いこなすためには何度もルイロペスをプレイしないといけません。指しこなすには、それなりの覚悟が必要です。

ルイロペスの定跡や展開のポイント

ルイロペスの定跡や展開のポイント

ここからは、ルイロペスをプレイしたのポイントや、初級者が手順内で疑問に思いそうな箇所をご紹介いたします。

ビショップの役割とは

ルイロペスの印象的な手は、ビショップをb5とする手順です。
しかし、このビショップの動きはどういった役目を持っているのか疑問に思ったことはないでしょうか?

ナイトをとってもポーンで取り返される。
駒展開を進めれば、a6とポーンを動かされてビショップを動かす必要がある。さらにBa4と逃がせば、b5と相手のポーン展開を助長しているようにも感じます。

ビショップの役割は、e5を保護しているナイトへの脅迫が大きな仕事となります。
つまり、ビショップの動きというのはセンター支配への手助けとなるため指されます。

ビショップ展開後の主な流れ

初級者帯で多いのは、a6とあなたのビショップの攻撃をされた時に、ナイトをテイクする動きです。もちろん、ビショップはその次に取られるので、ナイトとビショップの交換となります。
そして、相手にはダブルポーンが作られているという展開になります。ただし、この時点でダブルポーンの状態が悪いとは言えません。
展開によって、ダブルポーンが弱点になることもあれば、強みとしていかされることもあります。

白番としては、センターを守りつつ、キングサイド(右側)から攻めていくと上手くいきやすいです。逆に黒番は、盤面全体で領域を広げていき、ダブルビショップであることを活かしていきます。

最終的にb3とビショップが押し返されるような展開も多く見られます。
こちらのメリットもキングサイドへの攻撃が通っているので、センターポーンがなくなってきた段階で驚異となります。
相手のポーン展開を自然に許してしまっていることは疑問に感じることでしょう。
しかし、白番はこれらの領域になるべく足を踏み入れないため、手数以上に役に立たないことが多いです。もちろん、黒番はこのポーン展開を無駄にしない戦いが勝利へのコツです。

ルイロペスの防御手段も豊富

ルイロペスにはベルリンディフェンスやモーフィーディフェンスなど多くのディフェンスがあり、黒番側の研究も多くされているオープニングです。
先手番も後手番も何度もプレイして学んでいくしかありません。

本はルイロペスを覚えるのに上達の近道です

多くのプレイヤーが使用するオープニングなので、自分が使わなくとも、相手番で何度も見かけることになると思います。
使いこなすのは大変かも知れませんが、是非多くのGMのプレイを参考にしてみてください。

チェスが上達するおすすめの本

1位
The Ruy Lopez:Move by Move(英語版)

The Ruy Lopez:Move by Move(英語版)

1087円(税込)

英語版だがルイロペスを覚えるのに絶対おすすめな一冊

英語なので翻訳や翻訳機能を使う必要はありますが、ルイロペスの様々なアイデアが集約されている一冊です。320ページの大ボリュームから様々な攻撃や守りを身につけることができます。
発売日 2011/08/24
ページ数 320ページ
著者 ニール・マクドナルド

2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン

カテゴリー
チェス

初級者におすすめのオープニング キングズインディアンアタックの定跡と攻めや狙い目について

今回は、初級者におすすめできるオープニングとして、キングズインディアンアタック(通常/KIA)について攻めの目的やポイントについてご紹介いたします。

キングズインディアンアタック(KIA)は、伝説的なチェスプレイヤーであるホビー・フィッシャーも活用してたくさんの勝利を飾った戦略的な開幕になります。
また、習得が簡単という部分においても、初級者におすすめできるものだと思いますので、是非参考にしてみてください。

 

キングズインディアンアタック(KIA)の特徴

チェスのオープニングを覚えることにおいて、最も重要なのは、プレイをする目的や狙い目です。
どういったメリットがあり、デメリットがあるのかを知ると、定跡を外れた後でも優位にプレイできます。まずは、キングズインディアンアタック(KIA)の特徴を一通りご紹介いたします。

①習得しやすいオープニング、トップでは指されない

まず、大前提としてキングズインディアンアタック(KIA)は習得しやすい初級者にオススメのオープニングとされています。
バリエーションが少ないので、基本的な動きを知ってさえいれば、序盤で事故を起こす可能性は低く、それでいて、堅牢な動きになるからです。

海外では、チェスクラブのような場所で愛用されており、アマチュアに人気の攻め方と言えます。変化が少ないため、トップレベルではあまり出てこない定跡でもあります。もちろん、0ではないらしいですがね。

②戦略的なオープニングになる

キングズインディアンアタック(KIA)を一言であらわすなら、戦略的なオープニングです。堅牢かつ、着々と相手のキングサイドを攻撃していく動きになるため、初級者に好まれるような、強烈な一撃をぶちかまして主導権を握るというプレイとは違います。

③相手への攻撃を意識しなければ、受動的になりやすい

キングズインディアンアタック(KIA)のデメリットを挙げるとしたら、相手への攻撃をしっかりと意識して動かさなければ、主導権を握られて受動的になりやすいです。
初級者にオススメしていますが、定跡通りにプレイしたからと言って、圧倒的な有利を獲得できるものではないということを覚えておきましょう。

悪手を指して、相手に手番を与えてしまえば、自然とキングズインディアンアタック(KIA)の形は崩されてしまいますので、攻め方やポイントはしっかりと抑えておかなければいけません。

④成績は白38%勝利、引き分け37%、負け25%

キングズインディアンアタック(KIA)をプレイした白番の成績を数値化すると、このようになります。
チェスは白番の勝率4割と言われているので、悪くない数値です。引き分けが高い分、負けは少ないのです。

⑤コンピュータ価値は少し低め

話は少しそれますが、キングズインディアンアタック(KIA)のコンピュータの序盤の評価は少し低めです。
これは、オープニングが悪いというよりも、戦略的な要素を多く含むためでしょう。
パワフルではありますが、しっかりと意識してプレイしないといけないので、しっかりと考えて、策略で相手を倒したいという人向きかと思います。

キングズインディアンアタック(KIA)での攻め方やポイント

いよいよ、キングズインディアンアタック(KIA)の攻めのポイントについてご紹介いたします。
攻め方や目的を理解していれば、定跡を外れたり、相手が悪手を指してきたときにしっかりとリードを取ることができます。
自分に手番が回ってきたときに何を動かせば良いのかわからないという人は是非ご参考ください。

①キングサイドへ圧力をかけていく

キングズインディアンアタック(KIA)の攻撃の目的となるのが、キングサイドへの攻撃となります。つまり、fファイルからhファイルが主戦場となります。
具体的な攻撃方法は後述しますが、キャスリングというのは基本的にキングサイドで行われることが多く、クイーンサイドにされることは少ないと言われています。
逆に相手からは、中央の反撃を受けやすいという特徴もあるので、しっかりと中央を守りながら攻めるのがポイントです。

②攻撃前にはキャスリング

堅牢なオープニングと言っても、キングを守らなければやられてしまいます。
攻撃に転ずる場合はキャスリングを行ってからがお勧めでしょう。
キングズインディアンアタック(KIA)は戦略的なオープニングなので、慌てて攻撃しても得は少ないです。

③E5へのポーン進出を考える

キングサイドへの攻撃の要となるのが、e5へのポーン進出です。
ここへポーンを進められると攻撃的な攻めが可能なので、何を動かせば良いかわからなくなったら狙って見ましょう。

ただし、相手にとってもeファイルのポーンを進出させることは、反撃の要となります。
相手もタダでは取らせないため、eファイルをめぐって激しい攻防戦になることが予想されます。

④早い段階でのピース交換は避ける

戦略的なオープニングに欠かせないものは、攻めの手段を増やすためのピースです。
そのため、早いうちにピース交換を狙ったり、相手のピース交換に応じるのは良くないです。
もちろん、しないと状況が不利になるならしっかりと交換して防ぎますが、ピース交換はなるべく避けるように心がけてください。

キングズインディアンアタック(KIA)の各ピースの動かし方

ナイトの動き

g1ナイトは初手か2手目に、Nf3と指し、キャスリングとe5への牽制を行います。
最初にナイトを展開する方が玄人っぽい感じもありますが、初級者はe4というポーン展開をオススメします。

というのも、キングズインディアンアタック(KIA)の達成したい目的の一つである、e5への進出がしやすくなるメリットがあります。
ナイトを初手で展開するメリットは、様々な手に対応できるというところにあるので、キングズインディアンアタック(KIA)を練習したい、身につけたいという人はe4がお勧めです。

わかりやすく、攻撃の要となるのが、Nf3へ動かしたナイトを利用した、ビショップでのディスカバードアタック。ナイトを動かすタイミングが重要になることから、戦略的な局面になりやすいです。

もう一方のb1のナイトは、Nd2と展開していくことが多いです。

ビショップの動き

キングズインディアンアタック(KIA)では、f1のビショップはg2へとフィアンケットします。
キャスリングの権利を得ることと、攻撃、防御など両方の役割を備える手です。
要となるので、不要なビショップ交換はさけましょう。

そして、c1のビショップは序盤はすぐには動かさず、攻撃のタイミングを見計らって動き出させます。
C1のビショップは、色々と活用価値があり、将来的にe5へ進出したポーンを支えたりなどに使います。

ルークの動き

メジャーピースであるルークは両極端な動きをします。
H1のルークはキャスリングするので、序盤早々に動きだしますが、a1のルークは基本的に待機です。序盤で動くことはほぼありません。
H1のルークは、dファイルやeファイルにプレッシャーを与えるように配置していくと活用できます。

クイーンの動き

展開は比較的遅めです。駒展開が一通り終わった後に戦略的に使用されることが多いように思えます。
例えば、e2に動かして、eファイルのポーンの動きをカバーしたり、cファイルのポーンがc2からc3に上がった後、b3へとクイーンを動かして、キングサイドへの攻撃をさらに厚くすることもできます。

その他に、e1への動きも強いとされています。
キャスリング後のルークの行先を阻止ししているので、どうなのと思われるかも知れませんが、将来的にf2のポーンをf4へと進めて、攻撃としても活用できるので問題ありません。

ポーンの動き

キングズインディアンアタック(KIA)にとってポーンはとっても重要な駒です。相手の攻撃をしっかりと受け止めつつ、攻めに使用していかないと、良い展開にはなかなかなりません。

まず、重要な動きとなるのがe4へとポーンを進めることです。
相手のe5→e4への動きしっかりと止める必要があります。ただし、最初の方にも書いた通り、相手もeファイルを取得することが勝利へと繋がるので、攻撃対象とされやすいです。
E4とポーンを進めるのであれば、しっかりと守られていることが重要です

そのため、必然的にd3は欠かせないポーンプッシュとなります。定跡に入っているので問題はないと思いますが、しっかりとeファイルのポーンをサポートします。
また、相手ポーンがe4と攻めてきたときに、ナイトを守る手段としても重要な手になります。

攻撃の要となるのがh2のポーン。キングサイドへの圧力をより強力なものにしていきます。
つまり、h2のポーンは将来的にh5,h6と進めていきます。
初級者のうちは、キング近くのポーンを進めることに抵抗を覚えるかも知れませんが、この動きを覚えておくと、攻撃的な展開作りができます。

ただし、e4のポーンが守られていることは絶対条件だと思って下さい。E4のポーンを見捨てでも前進させると、中央からの反撃を受け、状況的にも不利に陥りやすいです。

Aファイル、Cファイルのポーンプッシュの優先度は低めかも知れませんが、クイーンサイドまで攻撃を広げる、戦略的な手です。

まとめ

キングズインディアンアタックについてご紹介しました。是非、実戦でも試して欲しいなと思います。
稀にクイーンサイドにキャスリングされることがありますが、その時はクイーンサイド側に全力で攻撃してください。
キングズインディアンアタックは、キングサイドからの攻めが特徴だと伝えましたが、キングという敵がいてこその攻撃だということをお忘れなく!
また、相手はセンターから攻めてくるのでしっかりと崩されないようにしましょう。

チェスが上達するおすすめの本

1位
ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス

1188円(税込)

チェスをこれから始める初心者から初級者向け

チェスプレイヤーでもある渡辺暁さん著者の初心者向けの本。駒の動かし方から活用方法まで初心者から初級者向けによくまとめられた本です。わかりやすさで言えばダントツでオススメできる本なので、これから始めたいという人に是非手にとって欲しい一冊です。
発売日 40293
ページ数 194ページ
著者 渡辺暁

2位
チェス戦略大全I 駒の活用法

チェス戦略大全I 駒の活用法

2420円(税込)

中級者を目指すプレイヤーのバイブルになる本

こちらの本は初心者ではなく中級者を目指す人向けです。様々な戦術、オープニングの意図などを丁寧に解説してくれており、これまで感覚で指していたチェス思考を変えてくれる一冊です。初級者からどう上達すれば良いのかわからないという人は是非手に取って見てください。
発売日 2009年10月30日
ページ数 285ページ
著者 ルディック・パッハマン